小さな職人:栗売り
技法 | 木版画 |
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制作年 | 1960年 |
限定部数 | 261部 |
絵サイズ | 19x19㎝ |
価格 | SOLD OUT |
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作品について
小さな職人:栗売り
「小さな職人」小さな職人はパリの風俗をテーマとした文学作品を多く残した作家のアルベール・フルニエとギイ・ドルナンのテキストに、 藤田の油彩をもとにした21点の多色刷り木口木版の挿絵が入った人気の挿画本です。 当時パリで前衛的といわれた職業やフランスらしさを伝える職業に勤しむ子供たちが描かれています。 藤田は、生涯にわたり「子供」を多く描いた画家でしたが、第二次世界大戦後にフランスへ渡ってから、その数が増えます。 描かれた子供たちにモデルはなく、藤田の想像の中の愛しい子供たちです。大人に見立て茶目っ気ある子供たちは、藤田の晩年の代表作の一つです。 藤田の版画は挿画本の形で売り出されたものが多く、その中に入っていた版画を1点ずつ額装して販売されることが多いのですが、 挿画本に挿入されていた版画の1枚1枚には通常サインがありません。 そのため挿画本がばらされた額装の状態で流通している版画で、真贋のはっきりしないものも時折見受けられます。 当画廊ではできるだけセットの状態で仕入れ、間違いのない作品だけを販売しています。 |
作品は、レゾネに準ずる作品集に掲載されているオリジナル版画を扱っております。単品の版画でも気になる作品は、藤田嗣治の作品集の著者であり藤田嗣治の世界的権威シルヴィ・ビュイッソン氏に鑑定をお願いしています。 |
シルヴィ・ビュイッソン編纂の カタログレゾネに準ずる作品集 (現在第3巻まで刊行) |
シルヴィ・ビュイッソン編纂のカタログレゾネに準ずる作品集 第2巻に掲載(小さな職人:栗売り) |
藤田嗣治「小さな職人」奥付。 藤田の直筆サイン、エディション、エディションごとの 説明が記載されている。 |