翠波画廊では、絵画を１０万円位から取り揃えております。 この価格帯では版画が多いのですが、小品の油彩やアクリル画などの一点物もございます。 ちょっとしたプレゼントなどに選ばれることが多い価格帯です。 しかし、価格が安いからと言って価値がないわけではありません。 入門編と思って、まずは手ごろな価格の絵を部屋に1枚飾ってください。絵を一枚、飾るだけで部屋が華やぎ、心が癒されるはずです。

結婚祝いには、２人の幸せを願って、花束を贈るように花の絵を贈る方もいらっしゃいます。 お世話になった先生の退官記念に、その先生の好きな画家の版画を数人で贈る、というお話もありました。 お孫さんが生まれるたびに、息子さん夫婦に同じ画家の絵をプレゼントしているというお客様もいらっしゃいます。小さい絵ですが、明るく楽しい作風を気に入ってらっしゃって、子供部屋に飾って、元気で明るい子に育って欲しいとおっしゃっていました。

次に、普通に個人のお宅で飾って楽しみたいという方は２０万円～５０万円位の作品を選ばれることが多いでしょう。 引っ越しなどのタイミングで新居に一枚絵を飾ってみたいという方や、疲れて帰って来てほっと一息つける空間に、寝室や書斎に、そして家族団欒でくつろげるリビングやお客様をお通しする応接間に相応しい絵を探している、という方は少なくありません。 そういった方々は、自分が本当に気に入った最高の一枚を探されますので、翠波画廊では、需要の多いこの価格帯の絵を特に多く取り揃えております。 油彩、水彩、版画など、あらゆるタイプからお選びいただけます。

そして、コレクションとして絵画を集めていらっしゃる方は、数百万円から数千万円の作品をお求めになられます。 これは、お好きな画家や時代などのこだわりをお持ちで、希望の作品が見つかった時に、ご購入されるというかたちです。 例えば藤田嗣治の少女のモチーフのみを集めている方であれば、数千万円の油彩も数百万円の素描も、数十万円の版画も対象になりますので、幅広い価格帯でお探しということになります。 また、ユトリロの油彩の中でも特に白の時代の作品を探している、という方もいらっしゃいます。それほど頻繁に市場に出てくるものではありませんが、この場合も数千万円というご予算になります。

このように、会社の利益を絵画に変えて残す節税対策として、法人のお客様が絵を購入されるケースが増えています。 そして何より、会社に絵画を飾ることの利点が大きいとおっしゃいます。 例えば会社の顔ともいうべきエントランスに一枚飾れば、来客からの第一印象が劇的に変わります。 良い印象を持たれたまま商談に入ることができ、お話もスムーズに進んで、自分にとっても先方にとってもよい結果に繋がるでしょう。 そして日常的に目にする廊下や会議室、応接室などにも絵を飾ることで、社内の雰囲気や社員の士気も上がり、その結果業績も上がるという良い循環が訪れます。