【会期終了】マルク・シャガール作品展
~愛と幻想の画家~
マルク・シャガール作品展

「アラビアンナイト PL.10」
1948年 リトグラフ 90部
【大阪店】
11月27日(月)~12月10日(日)
営業時間 ― 11:00~20:00
※終了しました
【東京店】
12月14日(木)~12月28日(木)
営業時間 ―10:00~20:00 *日祝休廊
※終了しました
シャガールの貴重なパステル画から、名作版画をはじめとする
人気のリトグラフ作品まで一堂に
生涯におよそ2000点もの版画作品を残したマルク・シャガール。豊かな色彩に彩られたそれらの作品には、シャガールの人生において生まれた思想や文化を表現したものが多く含まれ、現在も多くの方に愛され続けています。
この度、翠波画廊ではシャガールの傑作と呼び声高い版画の名品から、初めての一枚にもぴったりなリトグラフポスター作品まで幅広く新入荷いたしました。
また、それだけでなく、なんと貴重なパステル作品を2点新入荷することができました!
今回の展覧会にて初お披露目いたします。
どうぞご高覧ください。
なぜ今「シャガール」なの?

昨今のアート界では、「現代アート」が市場での盛り上がりをみせており、話題となっています。 そんな中、なぜいまエコールド・パリを代表する20世紀の巨匠「シャガール」の作品をお勧めするのか、と思われる方も多いのではないでしょうか。
シャガールの作品をはじめとする、エコールド・パリの作家の作品は、すでに世界中の多くの美術館にて収蔵されており、学術的な評価を得ています。
美術館に所蔵されるミュージアムアーティストの作品は、常に市場価値も高く、変動も少ないため、資産として、コレクションとしてお持ちになりたいという方が大勢いらっしゃいます。 そのため、市場に出てくる作品の需要が高まり、いまシャガールの肉筆作品は右肩上がりでの価格の推移が見られます。
資産的価値も見込める上質な作品の数々が知られているシャガール作品は、今こそ手に入れるべき一枚です。
ぜひこの機会にご高覧下さい。
新入荷!シャガールの貴重なパステル画が到着!
シャガールのアトリエで大切にされていた、アトリエコレクションより貴重なパステル作品が新入荷いたしました!
今回の展覧会にて、初お披露目いたします。
ぜひこの機会にご高覧下さい。
気になる新入荷作品はこちら>>
シャガールが版画作品に込めた思い

1967年 リトグラフ 150部
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色彩の魔術師と呼ばれ、その鮮やかで幻想的な色彩によって描かれる数々の作品は、世界中の人々を愛と夢の世界へと誘います。
そんなシャガールが残した言葉に「私の哀しみの全て、喜びの全てをその中におさめることができる」というものがあります。
シャガールがここまで言うほど情熱を傾けたもの、それは版画です。絵画の他にもステンドグラスや本の挿し絵、陶芸、舞台装置、モザイク作品など生涯にわたって非常に多くの作品を手がけたシャガール。その中でも版画は、シャガールが自由に遊び、感情のすべてを込めることのできる魅力的な表現方法だったのではないでしょうか。
名作版画から不動の人気シリーズまで
幅広く新入荷!

1961年 リトグラフ 60部
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今回、シャガールの初期の貴重な版画「アラビアンナイト」をはじめ、名作版画と名高い「ダフニスとクロエ」やソルリエ版の代表作「ニースとコートダジュール」が新入荷いたしました。
直筆サインの入った作品は、資産としてもお持ちいただける作品です。ぜひこの機会にご高覧ください。
また、今回は不動の人気を誇る、1954年にマーグ画廊にて開催されたシャガール展のために制作された「パリシリーズ」と呼ばれる色彩豊かなリトグラフ作品も新入荷!初めてのシャガール作品やご進物にもお選びいただくことの多い人気作です。

1954年 リトグラフ 2500部
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三大リトグラフポスターも入荷!

1967年 リトグラフ 3000部
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シャガールのリトグラフポスターは、宣伝のための使用目的ではなく、鑑賞用として制作されたため、美術的価値を持っています。
リトグラフポスターの中でも、オペラ座で上演されていた人気の3作を描いた『三大リトグラフポスター』と呼ばれる作品があります。シャガールの手によって描かれた本作は、感情の高ぶりとともに、観る者の心を震わせます。今回、その中でも「カルメン」「ロミオとジュリエット」の2作が入荷いたしました!
世界の愛好家たちのコレクションにも欠かせないリトグラフポスターも、どうぞお見逃しなく。
マルク・シャガール ────
旧ロシアのヴィテブスクにて貧しいユダヤ人の一家に生まれる。サンクトペテルブルクで芸術に触れたのちにパリに渡る。シャガールの独自の画風はパリやドイツで人気を博し、画商との契約にもこぎつける。
ところが彼の生涯は2度に渡る戦争やロシア革命など、時代の流れに大きく翻弄されてゆく。ロシアに一時帰国したタイミングで第一次世界大戦が勃発し、7年もの月日をロシアで過ごすことに。パリに戻ったときには、預けていた自身の作品の大半を失ってしまう。
また第二次世界大戦では、ユダヤ人である為にニューヨークへの亡命を余儀なくされ、最愛の妻ベラを亡くすという悲劇に見舞われる。そんな激動の時代を生きながら、生涯に渡って愛情にあふれた絵を描き続けた。
