【大阪店】マルク・シャガール 作品展
「色彩の魔術師」
とも呼ばれるシャガールは、ピカソやマチスと並ぶ20世紀を代表する巨匠画家の一人です。
唯一無二の美しい色彩が広がる、幻想的で愛情にあふれた作風は、彼の最愛の妻ベラや、故郷ヴィテブスクからインスピレーションを得て作り出されました。
翠波画廊 東京店ではこの度、愛と夢に満ちたシャガールの作品を一堂に集めた「マルク・シャガール作品展」を開催いたします。
梅田駅、JR大阪駅から徒歩すぐの翠波画廊 大阪店に、この機会にぜひお越しください。
激動の人生と
夢見た「愛と幻想」
生涯にわたって愛情にあふれた絵を描き続けたシャガールですが、その人生は2度に渡る戦争やロシア革命など、時代の流れに大きく翻弄されるものでした。
第一次世界大戦に際して、7年もの月日をロシアで過ごすことを余儀なくされ、パリに戻ると、預けていた自身の作品の大半を失いました。
第二次世界大戦では、ユダヤ人である為にニューヨークへの亡命を余儀なくされ、最愛の妻ベラを亡くすという悲劇に見舞われます。
本作品「夏の夢」は、シャガールが亡くなる2年前、95歳のときの作品です。
あたたかく陽がのぼり、天使が舞う風景は光に満ちています。
激動の時代を生きた作家が夢見るのは、晴れやかな空気のなか大切な人が隣にいる、ささやかで美しい時間だったのでしょうか。
鑑賞用として刷られた
リトグラフポスター
オペラ座での公演や観光ポスターなど、シャガールは80点を超える様々なリトグラフポスターを手がけました。
シャガールには多くの人に自分の絵を楽しんでもらいたいという思いがあった為、観賞用に限定数を決めてリトグラフポスターが刷られました。そのため、シャガールのリトグラフポスターは美術的価値を持った作品と言えます。
この「ポスター:赤い人魚(サイン有)」もリトグラフポスターの一つです。シャガールの見事な色彩や表現は、ポスターとは思えないほどの美しさです。こちらはポスターでは部数も少なく、サインの入った作品となっておりますので、どうぞお見逃しなく。
12種類の魅惑のステンドグラス
イスラエルの首都エルサレムにあるユダヤ人教会のために、「旧約聖書」を題材にシャガールが見事な色彩と迫力ある描写で描いた、精神性の深い12枚のステンドグラス。今回ご紹介するのは、1959年にシャガールが制作したステンドグラスの下絵を版画に起こしたものです。
こちらの「エルサレムウインドウ(ガド)」もそのうちの一つです。緑を背景に、鳥や馬が宙を舞う様子が美しい色彩で表現されています。
実際のステンドグラスを見に行くことは難しくとも、絵画として美しい世界観を身近に感じていただけます。ぜひこの機会にご高覧ください。
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翠波画廊 大阪店:1/31(金)〜2/11(火)開催
営業時間:11時~20時
定休日:ハービスに準じます。
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