【会期終了】20世紀最大の巨匠
「ピカソ作品展」
5月1日(月)〜5月20日(土)
会場:翠波画廊 東京店
*休廊日:5/3(水)~5/7(日)、5/14(日)
終了しました
20世紀最大の巨匠、ピカソの逸品を一堂に
絵画の歴史に革命をもたらした天才、パブロ・ピカソ。
20世紀最大の芸術家であるピカソは、決して一つの表現で満足することなく、常に新しいスタイルを生み出してきました。
その多彩な作品の中から、熱中して制作したセラミック作品や、素描作品、リノカットや銅版画といった版画作品まで、多数取り揃えて一堂に展示販売いたします。
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ピカソの版画作品が10億円の時代へ
▲ピカソの銅版画の傑作「貧しき食事」
昨年3月、ロンドンで開催されたオークションで、1904年「青の時代」に制作された銅版画の傑作「貧しき食事」が600万ポンド(約10億円)で落札されました。
本作品は、2004年にオークションに出品された際は、60万ポンドで落札された作品です。
なんと18年で価格が10倍以上に跳ね上がったことになります。
その背景には、ピカソの油彩作品全般が高くなりすぎたためにまだ手の届く版画や素描を求めるコレクターの増加が理由だと言われています。
ピカソは生前に残した作品の多さで知られています。生涯に残した作品は油彩、水彩、セラミック、彫刻、版画と多岐にわたり、作品数はおよそ15万点近くといわれ、ギネスブックにも掲載されています。
そんな中でも、ピカソを含む近代絵画はいま市場でも流通量が減って、価格も高騰しています。
ピカソの原画となれば、より入手が難しくなってきており、今ならまだ手に入れることができる”版画の名品”にコレクターたちの注目が集まっているのです。
そのような理由から、ピカソの制作した版画作品の価値が今一度見直されています。
今後は版画作品といえども手に入りにくくなっていくことが予想されるため、翠波画廊では、早い段階で皆様に、ピカソのオリジナル版画作品をご紹介いたします!
ピカソ「想像の中の肖像 69.3.12 I」
1969年 リトグラフ 250部
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誰もが知る、20世紀最大の画家
ピカソ「若い女性の顔」
1947年 リトグラフ 50部 60x45cm
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どんなに美術に興味がない人でも、ピカソの絵を知らないという人はほとんどいないでしょう。
異なる複数の視点から捉えた対象の特徴を、一つの画面上に再構成して描く新たな表現技法「キュビスム」によって、美術史に革命をもたらしたピカソ。
これまでの絵画の固定概念を覆し、新たな表現の可能性を切り拓くことで、その後の画家たちに大きな影響を与えてきました。
ピカソは現代においても芸術家たちにインスピレーションを与え続け、今なお美術界を牽引している存在といえるでしょう。
ピカソの作品は、世界的に安定して評価も定まっており、現在も高い人気を誇っています。
2015年5月11日にはオークションで、ピカソの油彩「アルジェの女たち(バージョン0)」が競売にかけられ、約1億7900万ドル(約215億円)で落札され、当時のオークション史上最高価格を記録しました。(現在でも歴代3位の記録です。)
「ピカソ作品を一枚は持ちたい」というお客様は後を絶たず、現在も多くのコレクターを魅了し続けています。
ピカソ「立つ裸婦」
1963年 リノカット 50部 64x53cm
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全て揃って新入荷!「ゴンゴラの詩」
ピカソの人気作「ゴンゴラの詩」シリーズがセットですべて入荷しております。
版画詩集「ゴンゴラ」は、ポスト・モダンの父と言われた16世紀の詩人ルイス・デ・ゴンゴラのソネット20篇をピカソ自身の手稿で収録し、19点の女性の肖像とゴンゴラの肖像1点、計20点の人物画が各ソネットの前に折り込まれた大変美しい版画詩集です。
60代半ばを過ぎたピカソが、同郷のスペイン出身の大詩人ゴンゴラの詩をどのような想いで描きだしたのか、想像の膨らむ作品です。
多様な内容の20篇には、人生の流れを思わせる深みがあります。ピカソの心の記憶や表現をお楽しみください。
ピカソ「ゴンゴラの詩:コルドバの町とその豊穣を賛えて」
1948年 銅板画 275部 38×28.5cmx2
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ぜひこの機会にご来場ください。