<コラム>画家にしかなれない人が画家になる
画家にしかなれない人が画家になる
前回に引き続いて、デサップのインタビューをお送りします。
フランス語と英語しか話せないデサップとの間で
通訳をしてくれたのは麻弥子夫人でした。
名前からわかるようにマダム・デサップは日本人で、
その縁でデサップは何度も日本に滞在しています。
実は、デサップは15歳のときに日本人女性の絵を描いています。
夫人と出会って結婚したのは55歳のときですが、
昔から何らかの縁があったのかもしれません。
――アルルに住んでいたことがあるそうですね。
やはりゴッホを意識したのですか?