<コラム>価値があるから高いのか、価格が高いから価値があるのか?
価値があるから高いのか、価格が高いから価値があるのか?
当社で扱っている絵画の中には美術史に名を遺す、
ピカソ、シャガール、ユトリロ、藤田嗣治などがあります。
そのような20世紀初頭に活躍した巨匠の作品は、
100年近い年月をかけて少しずつ値段が上がってきました。
その理由はなんといっても、
彼らの作品が世界中の人々を感動させる力を持っていて、
見る人を魅了するからです。
さらに2010年頃から世界中の国々が
マネーサプライ(通貨供給量)を増やしたことで、
価格の高騰はさらに加速しました。
<コラム:バックナンバー>
■2017年8月16日配信:作品を売らないし、署名もしない、謎の覆面アーティスト
■2017年8月9日配信:物憂げな女性の美しさって気になりませんか?
■2017年8月1日配信:ピカソはアフリカ美術から何を得たのか
■2017年7月25日配信:マリー・ローランサン美術館の復活
■2017年7月18日配信:画家の人生は映画の題材にうってつけか?
■2017年7月11日配信:画家のキャリアは何歳がピークなのか?
■2017年7月4日配信:藤田嗣治の絵が値上がりしている?