1月から3月の春先シーズンは、さまざまなライフイベントや新生活に向けてお買い物をする場面が増える季節。

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◆いつの時代も変わらず愛される「色彩の魔術師」マルク・シャガール（1887-1985）◆

旧ロシアのヴィテブスクにて貧しいユダヤ人の一家に生まれたマルク・シャガールは、サンクトペテルブルクで芸術に触れたのちにパリに渡ります。

シャガールの独自の幻想的な画風は、パリやドイツで人気を博し、画商との契約にもこぎつけることに成功しました。
しかし、二度にわたる世界大戦の中で、自身のルーツによって亡命を余儀なくされ、最愛の妻ベラを亡くすという数多くの悲劇に見舞われました。

激動の時代を生きながら、生涯に渡って愛情あふれた絵を描き続け、「愛と幻想の画家」として今なお世界中のファンを魅了しています。

シャガールはコレクター、美術関係者の双方から非常に高い評価を受け、名実共に20世紀の巨匠と呼べる作家です。

シャガールのように生前から評価の定まった作家の場合、時を経ても資産価値が下がることはほどんどありません。

世界中の美術館にも作品が収蔵されているシャガール作品は、常に多くのコレクターが探しています。
貴重な作品は手元に残る資産として、今こそおすすめしたい1枚となります。

長きに渡る作家人生の中で、非常に多くの作品を手がけたシャガール。その中でも、2,000点もの版画作品を制作しており、感情のすべてを込めることのできる魅力的な表現方法として生涯熱心に取り組みました。

本作は、シャガール作品の中でも大変人気があるモチーフ「サーカス」でアクロバットを披露する芸人（軽業師）を主題としています。
シャガールは「私にとってサーカスはひとつの世界のように過ぎ去り、溶け行く魔法の光景である。」という言葉を残しており、軽業師（曲芸師）やサーカス団員たちの姿を生涯にわたり描き続けました。

赤と黄と青のコントラストが映える色彩と、軽快な構図がお部屋を華やかに彩る「赤い軽業師」、ぜひお手元でお楽しみください。