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アンディ・ウォーホルの《キャンベルスープ缶》シリーズは、20世紀の美術史において最も象徴的かつ影響力のある作品の一つです。 今回は、なぜこの作品が美術史に残るものになったのかを、通常とは異なりますが、実験的に対話形式で説…
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2024.08.24
つい先日のニュースです。 徳島県立近代美術館が1999年に6720万円で購入したジャン・メッツァンジェの作品《自転車乗り》と、高知県立美術館が1996年に1800万円で購入したハインリヒ・カンペンドンクの作品《少女と白鳥…
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2024.08.16
深水黎一郎『名画小説』河出書房新社 視覚芸術である絵画は、中世までは職人の手業と見なされていたため、大学で研究するリベラルアーツに含まれていませんでした。 当時リベラルアーツに含まれていたのは、言語を用いた文法学・論理学…
2024.08.10
日本初の、藤田嗣治の作品だけを展示する美術館に行ってきた
今でこそ草間彌生や村上隆といった例はありますが、戦前に海外で成功した日本画家といえば、藤田嗣治をおいて他には見当たりません。 パリに住んで現地で名声を得た藤田嗣治は、当時は日本よりもフランスでの知名度のほうが高く、後年は…
2024.08.04
~バンクシー、インベーダー、ミスター・ブレインウォッシュほか
アンディ・ウォーホルの代表作品の一つが、1950年代のアメリカでセックスシンボルとうたわれたマリリン・モンローの肖像画です。 マリリンが1962年にわずか36歳で亡くなったとき、ウォーホルはすぐに彼女の肖像を作品として残…
2024.07.18
パブロ・ピカソは、20世紀において最も影響力があり、多作な芸術家の一人です。 ピカソはその長く多様なキャリアを通じて、さまざまなスタイル、テクニックを試してきて、現代美術のパイオニアとして広く知られています。 ピカソはま…
2024.07.13
上野公園は日本のミュージアムの聖地です。 東京国立博物館、国立科学博物館をはじめ、国立西洋美術館、東京都美術館、上野の森美術館、東京藝術大学大学美術館、などが並び、一日ではとても回りきれません。 なかでも国立西洋美術館は…
2024.07.06
~創立者・松岡清次郎はいかにしてアートコレクターになったか?
アメデオ・モディリアーニ《若い女の胸像(マーサ嬢)》1916-17年頃 2024 年 6 月 18 日(火)~ 10 月 13 日(日)の会期で開催されている松岡美術館「レガシー ―美を受け継ぐ」展。 副題に「モディリア…
2024.06.27
「世界一高い絵」はどのように変わってきたのか、オークションの絵画落札記録の歴史を振り返る
レオナルド・ダ・ヴィンチ《サルバトール・ムンディ》 4億5030万ドル(2017年) 2017年に約508億円で落札されたレオナルド・ダ・ヴィンチ《サルバトール・ムンディ(救世主)》。 この絵が落札されたときの衝撃が大き…
2024.06.21
ピカソはその人気の割には映画化の少ない画家です。 ゴッホが多く映像化されているのに対し、ピカソの映画は数えるほどしかありません。 その理由の一つはピカソの遺族が映画化をあまり望んでいなかったことにあるでしょう。 次々と愛…
2024.06.18
UESHIMA MUSEUM外観 大原美術館を作った大原孫三郎、足立美術館を作った足立全康、そして出光美術館を作った出光佐三……ビジネスで富を築いた日本の社長たちの中には、その富を美術品に注ぎ込みアートコレクターとして有…
2024.06.10
いま日本で話題になる美術展は、たいてい作家の名前を冠しています。 たとえば2024年でいえば、「マティス 自由なフォルム」(国立新美術館)、「モネ 連作の情景」(大阪中之島美術館など)、「デ・キリコ展」(東京都美術館など…
2024.06.04
エル・グレコ《オルガス伯の埋葬》1586年 – 1588年 誰が言い出したのかわかりませんが、「世界三大絵画」と言われるものがあります。 ひとつはスペインのマルガリータ王女を描いたベラスケス《ラス・メニーナス…
2024.05.22
展示会場の壁や天井に大きく名画を投影した没入型展覧会が流行っています。 アナログな絵画とデジタル・テクノロジーをかけあわせた、現代ならではの美術展といえるでしょう。 同様に、絵画とコンピュータをかけあわせたのが、デジタル…
2024.05.14
ジョルジョ・デ・キリコを知っていますか? 日本ではシュルレアリスムの画家として有名です。サルバドール・ダリ、ルネ・マグリット、ジョルジョ・デ・キリコの3名は特に人気が高く、彼らの作品は中学校や高校の美術の教科書にも掲載さ…
2024.05.01
建築家の隈研吾さんがデザイン監修した角川武蔵野ミュージアムの威容 角川武蔵野ミュージアムは、2020年11月6日にオープンした、新時代の文化複合施設です。 埼玉県所沢市の住宅地に、約4万平方メートルにおよぶ広大な敷地を確…
2024.04.29
2024年に92歳になったゲルハルト・リヒターは、現存芸術家の最高峰とも言われるドイツの画家です。 美術史上の評価も高いですが、市場評価も高く、2012年にはミュージシャンのエリック・クラプトンがオークションに出品したリ…
2024.04.20
母親に言われるがまま絵を描いて人気画家となったユトリロ。 彼女はその後もユトリロの人生を翻弄し続けます。 ユトリロがようやく平穏な人生を手に入れたのは、母シュザンヌが亡くなってからでした。 前回はこちら>> 53歳で初め…
2024.04.18
ユトリロの母シュザンヌ・ヴァラドンはシングルマザーとして忙しい毎日をおくっていました。 ユトリロの世話は祖母のマドレーヌに任されましたが、ユトリロの寂しさはまぎれることはなかったのです。 やがてアルコール依存症になったユ…
2024.04.17
ユトリロ《モンマルトルのトゥレルのカフェ》1911年 モーリス・ユトリロが28歳の年に描いた《モンマルトルのトゥレルのカフェ》は、1990年にパリのオークションにて730万フラン(約2億円)で落札されました。ユトリロ作品…
2024.04.10
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