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芸術において重要なのは作品そのものですが、愛好家にとっては、画家の人生もしばしば興味の対象になります。 特に、ゴッホのように生前に絵がなかなか売れず苦労した画家や、モディリアーニのように若くして死んだ画家は、その才能が認…
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2017.08.21
ある程度成功した画家には、長命の人が多いような気がします。シャガールは97歳、ピカソは91歳、ミロとキリコは90歳と、現代日本の感覚でも長寿をまっとうしています。少し時代をさかのぼっても、ドガが83歳、モネが86歳、ルノ…
日本が生んだ世界的画家として、海外で高い知名度を誇る藤田嗣治。 晩年はレオナール・フジタと改名して、フランス国籍になったため、フランスでも「我が国の画家」として愛されています。 そんな藤田嗣治の評価が、再び…
展覧会のポスターにタレントのルー大柴さんが起用されたダリ展。ピンと撥ねたヒゲをつけたルー大柴さんの顔がダリに似てるとネットなどで話題になりました。彼が起用された理由が「なんとなく似てるから」だったそうなのですが、実はなん…
2016.08.12
2016年5月10日、ニューヨーク・クリスティーズのオークションでバスキアの無題の作品が5728万5000ドル(円換算約62.4億円)の高額で落札され話題を集めました。落札者が日本人、しかも若者に人気のショッピングサイト…
2016.07.29
現代フランスの画家たちの作風には、共通する一つの特徴があります。 それは画家ごとに一つのモチーフを繰り返し描くことです。 例えばカシニョール(1935年~)といえば、誰もが大きな帽子を被った細身の女性像を思い浮かべるでし…
2016.06.15
今年2016年4月3日の香港のオークションで藤田嗣治の「猫とヌード」100号作品が39,400,000香港ドル(日本円で約5億7千万円)で落札され話題となったことを ご存知ですか? 「猫とヌード」油彩100号  …
2016.05.31
モディリアーニ(1884-1920)といえば、ピカソやブラック、キスリングたちとも親交のあったエコール・ド・パリの画家として有名です。 絵は、首が長く、顔も細長く、目はアーモンド型で瞳のない女の肖像を思い浮かべる人がほと…
2016.05.14
ピカソのよきライバルといえばアンリ・マティス(1869−1954)。 マティスの方が11歳年上ですが、二人は互いに刺激しあいながら画壇で活躍していました。 マティスもピカソと同様、作風をどんどん変えていきました。 マティ…
2016.04.19
国立西洋美術館でスタートしたカラヴァッジョ展(3月1日~6月12日)が人気です。バロック絵画最大の巨匠と呼ばれ、深い闇の中から人物が浮き上がるような陰影の強い写実的手法、聖書の物語が実際に目の前で演じられるような劇的な表…
2016.03.29
美術館というと公共性を重視した、間口の広いさまざまな美術展を開催する場所というイメージが強いですが、2010年の開館以来ユニークな活動をしているのが、千葉のホキ美術館。 なんといっても日本人が描く写実絵画だけを集めた…
2016.03.04
現在、東京・六本木の森美術館で14年ぶりの大規模な個展を開催中の村上隆。 高さ3メートル、全長100メートルの「五百羅漢図」が話題の展覧会ですが、村上自身が数少ない日本が生んだ世界に通用する現代アーティストとして有名です…
2016.02.26
テレビや雑誌で画家が紹介されるとき、日本画家、洋画家、版画家、イラストレーターなどと肩書きがついていますね。もちろんこれは日本画、洋画、版画、イラストといった制作する美術作品のジャンルごとに分けられています。なかには単に…
2016.02.16
エコール・ド・パリの一人として活躍した藤田嗣治。 一般に「パリ派」とも訳されますが、特に彼らにグループとしての主義主張があったわけではありません。 第一次世界大戦に前後する時代、1910年代から20年代に異国から芸術家と…
2016.02.02
藤田嗣治と言えば、戦前から戦後にかけてパリで活躍した画家であり、当時エコール・ド・パリと呼ばれた画家のグループの一人として知られています。世界で通用する最初の日本人画家ですから、作品の値段も小品の油彩でも数千万円はします…
2016.01.29
優れた芸術家だけに与えられた自由にして旺盛な想像力をいかんなく発揮してなんと生涯に制作した作品点数はおよそ15万点近くといわれ「ギネスブック」に最も多作な美術家としてピカソは掲載されています。 制作点数もさることながら表…
2015.12.29
ピカソといえば子供でも描けそうな稚拙な、何を描いているのかよく解らない絵というイメージを多くの方は抱いているのではないでしょうか。 それなのに海外のオークションでピカソの絵が、215億円で落札されたなどとの報道を聞くと、…
2015.12.25
絵を購入するきっかけのひとつは、大切な人へのプレゼント。 新築祝いや引っ越し祝い、会社の創立○○周年といった記念に差し上げても大変喜ばれます。 でも、どんな絵が相応しいかは悩むところです。花が好き、風景がい…
2015.12.22
前編はこちら>> 100万円未満の美術品ということは、有名画家でも小作品ならばほとんどのが該当します。若手画家の作品ならばよほど大きくない限り当てはまりますね。 また100万円以上でも減価償却できる「時の経…
2015.12.01
美術品をめぐる税法改正をご存じでしょうか。クルマやブランド品と違って、時間がたっても下がらないのが美術品の価値。 しかし、例えば企業や店舗に飾って空間を彩る絵画や彫刻は、美的資産でありつつも事業に役立つ設備という一面もあ…
2015.11.20
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