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パブロ・ピカソの名言に学ぶ後悔しない生き方
~ピカソはなぜ子どもみたいな絵を描いたのか?

パブロ・ピカソは、20世紀において最も影響力があり、多作な芸術家の一人です。
ピカソはその長く多様なキャリアを通じて、さまざまなスタイル、テクニックを試してきて、現代美術のパイオニアとして広く知られています。
ピカソはまた、多くの言葉を残した人物でもあり、インタビューや手紙、会話の中で、芸術、人生、創造性などに関する自身の見解を述べています。
ピカソの言葉には、彼のユニークな個性を反映し、挑発的で刺激的なものが多いです。
今回はピカソの有名で印象的な名言をいくつか紹介し、彼の芸術哲学や人生へのアプローチについて探ってみました。

Learn the rules like a pro, so you can break them like an artist.

書籍『パブロ・ピカソ(タッシェン・ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)』タッシェン・ジャパン

プロフェッショナルのようにルールを学べ。そうすればアーティストのようにルールを破ることができる。

この言葉は、ピカソの最も人気のある言葉で、頻繁に引用されます。
独創的なアーティストになるためには、まず自分の作品の基本をマスターした上で、あえてそれに挑戦し、新しいものを生み出すことが必要だと示唆しています。
ピカソ自身は、幼少期から様々な美術学校で学び、絵画やデッサンの古典的な伝統に精通していました。
その後、独自のスタイルを確立し、美術界に革命を起こしたのです。
この言葉は、ピカソのような画家ばかりでなく、文章、音楽、デザインなど他分野の人にも有用です。
創造性とは、はじめからルールを無視したり拒絶したりして自由奔放に振る舞うことではなく、望ましい効果や表現を達成するために、いつどのようにルールを曲げたり壊したりするかを知ることだからです。
ピカソは「抽象芸術は存在しない。常に何かから始めなければならない。そこから現実の痕跡をすべて取り除くのだ」とも言っています。
一見、抽象的で意味がないように見える絵も、画家のなかではきちんと意味があり、それを後から破壊しているだけなのです。

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Art is the lie that enables us to realize the truth.

書籍『もっと知りたいピカソ 改訂版 (アート・ビギナーズ・コレクション)』東京美術

芸術とは、私たちに真実を悟らせるための嘘である。

この言葉には、芸術の本質と目的に対する彼の考え方が表れています。
ピカソは、芸術とは現実の単なる表現や模倣ではなく、むしろ現実の変容や解釈であると考えました。
そして、抽象化、歪曲、誇張、象徴などの芸術的な仕掛けを用いることで、個人的なビジョンを伝えるとともに、鑑賞者の期待を裏切り、認識を揺り動かそうとしました。
この言葉は、キュビスム、シュルレアリスム、表現主義など、さまざまなスタイルやムーブメントを試したピカソ自身の芸術の旅を反映しているとも解釈できます。
ピカソは常に自分自身と自分の芸術を再発明し、現実を描き、自分の考えを表現する新しい方法を探っていました。
ピカソは「今の世界はわかりやすくないのに、なぜわかりやすい絵を描かなければならないのか?」とも言っています。
これはピカソの絵がしばしば「わからない」と批判されることへのアンサーでしょう。
たとえばピカソ《泣く女》はいわゆる女性の美しさを描いてはいませんが、私たちはなぜかそこにリアルさを見出してしまいます。

Every child is an artist. The problem is how to remain an artist once he grows up.

書籍『ピカソ作品集』東京美術

すべての子どもは芸術家だ。問題は、大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。

この言葉は、人間には生まれながらにして創造性や芸術的表現の可能性があり、それは幼少期にあらわれることを示唆しています。
ピカソは、子どもの芸術の想像力、自由さに感嘆し、それを自分の作品のインスピレーションの源としていました。
ピカソは「ラファエロのように描くには4年かかったが、子どものように描くには一生かかった」とも語っています。
子どもが最も才能にあふれていて、その境地に達するのがいちばん難しいとの意味でしょう。
また、次のようにも言いました。
「子どもの頃、母が私にこう言った。『おまえは兵士になれば将軍に出世する、神父になればローマ法王に出世するよ』と。そこで私は画家になってピカソに出世した」
なんともかっこいいですね。
この言葉は、画家の世界のなかでピカソが最も注目されるブランドであることを示しています。
また、ピカソになるということは、外部の権威や規範に沿うのではなく、自分自身であり続けることをも意味しています。
ですからこの言葉は、創造性や個性を抑圧し、適合性や標準化を優先させる社会や教育体制への批判とも解釈できます。
ピカソはまた「芸術とは美の規範を適用することではなく、本能が表現するものである」と述べています。さらに「人間の脳はどんな規範をも超えて発想することができる」と付け加えました。
「創造性の最大の敵は良識である」と述べたピカソは、偉大な芸術家であると同時に、その知恵を共有する偉大な思想家でもありました

翠波画廊では、ピカソ作品を取り扱っています。
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