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印象派の画家エドガー・ドガは、気難し屋で人付き合いが下手でしたが、親友ともいえる女性画家がいました。 10歳年下のアメリカ人メアリー・カサットです。 アメリカ人なのにフランスの印象派画家の一人として数えられるカサットは、…
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2021.03.16
ダ・ヴィンチ≪モナリザ≫や、ムンク≪叫び≫のような有名絵画は、その作品の実物が鑑賞される以上に、その図像がイコンとして消費される傾向があります。 あまりにも有名な絵は、誰もが知っている先行作品として、パロディや引用の対象…
2021.03.02
週刊東洋経済2021年2月20日号「アートとお金」特集によれば、作品の値上がり幅が大きい日本人アーティストの筆頭は村上隆です。 村上隆の彫刻作品≪My Lonesome Cowboy≫は、1998年の発表時は約500万円…
2021.02.19
名画の価格が次々と競りあがっていく緊迫のオークション会場。 今回はそんなオークションの雰囲気が味わえる映画を選んでみました。 最初の1本は、オークションに参加して落札を狙う立場から描いたものです。 もう1本は、オークショ…
2021.02.02
2020年にオークションで販売された最も高額な絵画は、フランシス・ベーコンによる≪アイスキュロスのオレステイアに触発されたトリプティク≫(1981)で、手数料込み8455万ドルでした。ベーコンの作品では史上3番目の高価格…
2021.02.12
2019年、アートプライス社が調べた世界の現代アーティストの売上高で、奈良美智はバスキア、クーンズ、カウズに次ぐ4位でした。 過去の画家も含めた総合ランキングでも、奈良美智の順位は21位と、22位の草間彌生を抜いて日本人…
2021.01.26
シェパード・フェアリーを理解する2つのキーワードは政治と音楽です。 バラク・オバマやアウンサン・スーチーやネルソン・マンデラなど多くの政治家を応援し、ホームレスやLGBTなどのマイノリティに対する支援も行っています。 一…
2021.01.15
イギリスのストリートアートといえばバンクシーですが、アメリカのストリートアートを代表する作家はシェパード・フェアリーです。 現役のストリートアーティストの売上高ランキングでいえば、カウズ、バンクシー、インベーダー、スティ…
2021.01.09
アンディ・ウォーホル≪キース・ヘリングとファン・デュボース≫1983年 1990年に31歳の若さでこの世を去ったキース・ヘリングは、ストリート・アートの黎明期のレジェンドであり、最も人気のあるグラフィティ・アーティストで…
2020.12.22
日本とフランスで合計5人の妻を持った藤田嗣治(レオナール・フジタ)ですが、生涯を通じて子どもを持つことはありませんでした。 晩年には子どもの絵をたくさん描いていた藤田ですが、そこには、ありえたかもしれない自分の子どもたち…
2020.12.12
現存の芸術家の双璧としてそびえたつドイツのゲルハルト・リヒターとアメリカのジャスパー・ジョーンズ。 ですが2020年現在、すでにリヒターは88歳、ジョーンズは90歳を越え、次世代の作家の追随が激しくなっています。 作品の…
2020.12.05
ダ・ヴィンチ ≪サルバトール・ムンディ≫ 2020年現在、世界で最も高額な絵画といえば、イタリアのレオナルド・ダ・ヴィンチによる《Salvator Mundi 》(救世主)で約4億5030万ドルです。 しかし、レオナルド…
2020.11.24
毎年10月11日は、LGBTのカミングアウトデーです。 1987年10月11日に、同性愛者への差別撤廃とエイズ治療への予算増加を求めて「レズビアンとゲイの権利のためのワシントンマーチ」が行われたことを記念しています。 2…
2020.11.17
2020年9月、東京都足立区議会で一人の区議会議員が「足立区民が全員レズビアンやゲイになったら足立区が滅んでしまう」という趣旨の発言をしたことが話題になりました。 区議の発言は極論で、差別や偏見を広める危険性が高いと問題…
2020.11.02
2020年3月に発行されて、美術ファンを喜ばせた郵便切手「美術の世界シリーズ」が帰ってきました。 2020年10月16日(金)に発売された「美術の世界シリーズ 第2集」は「赤の世界」をテーマに、秋の紅葉や夕暮れを描いた美…
2020.10.22
2020年10月21日、ロンドンのサザビーズにバンクシーの油彩作品が出品され、競売にかけられました。 そのモチーフはなんと、印象派の巨匠モネの≪睡蓮の池≫。 2005年に発表されたもので、作品タイトルは≪モネを見せてくれ…
アルバムジャケットを最も多くデザインした有名画家といえば、アンディ・ウォーホルの右に出るものはいないでしょう。 なぜなら、もともとウォーホルは商業デザイナーとして生計を立てていたからです。 ウォーホルのもとには、レコード…
2020.10.15
藤田嗣治は興味深いエピソードに事欠かない画家です。 まず、藤田は生粋の日本人ではありますが、1955年、69歳のときにフランス国籍を取得し、日本が二重国籍を認めていないために、そのまま日本国籍を捨てています。 さらにカト…
2020.09.29
マルク・シャガールはどの国の画家かご存じですか? 生まれたときの国籍がロシアですから、ロシアの画家と思う人が多いでしょう。 後にフランスに移住してフランス国籍を取得したので、フランスの画家とも言えます。 民族的、宗教的に…
2020.08.15
近年、写真による表現もまた芸術であると認められる傾向が強くなってきました。 たとえば、ドイツの写真家であるアンドレアス・グルスキーの作品≪Rhein II≫(1999年)は、2016年のクリスティーズ・オークションにて、…
2020.09.08
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