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世界で唯一のベルナール・ビュフェ美術館が日本にあるので行ってみた!
5組10名様にチケットプレゼントのご応募はこちらから!

ベルナール・ビュフェ《自画像Ⅰ》1977 年 油彩

画家ベルナール・ビュフェを知っていますか?
1950年代に世界的な人気を博し、フランスにおける名声はパブロ・ピカソと並ぶほどだったベルナール・ビュフェ。
若くから画家としての才能を発揮し、20代でフランスを代表する画家となり、30歳ですでに回顧展が開催されました。
1999年に71歳で自殺してから25年、ベルナール・ビュフェの再評価が始まろうとしています。

なぜいまベルナール・ビュフェ美術館に行くべきなのか

ベルナール・ビュフェ美術館
(館名表記はビュフェの直筆からデザイン)

世界で唯一のベルナール・ビュフェ美術館がなぜ日本にあるのでしょうか。
その理由は、ビュフェの一大コレクターであった岡野喜一郎の発願だったからです。
ビュフェの生前にオープンした美術館は、ビュフェの協力も得て1973年に開館。
約2,000点に及ぶ収蔵品は世界一のビュフェ・コレクションであるとフランスでも紹介されています。
静岡県駿河平にあるビュフェ美術館は、自然公園も併設する緑豊かな山の中にあり、特産品のクレマチスの花から一帯は「クレマチスの丘」とも呼ばれています。
クレマチスの丘の開発は、岡野喜一郎によって、1973年の「ベルナール・ビュフェ
美術館」と「井上靖文学館」の開館から始まりました。井上靖は岡野の旧制中学校の同窓生であったそうです。
その後、ビュフェ美術館は新館、版画館、ビュフェこども美術館などを増設し、クレマチスの丘も、クレマチスの花を鑑賞できるクレマチスガーデン、彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジに捧げたヴァンジ彫刻庭園美術館、写真を展示するIZU PHOTO MUSEUMなどを加えて集客を向上させていきました。

 

ベルナール・ビュフェ美術館の敷地内にあるビュフェの墓碑のようなプレート

ところがさまざまな事情から、2023年にクレマチスガーデンとヴァンジ彫刻庭園美術館、それに付属するいくつかのレストランが閉鎖され、当初のビュフェ美術館と井上靖文学館だけの状態に戻ってしまいました。
かつては三島駅まで直通の無料のシャトルバスが運行していたのに廃止されています。
ですが、ベルナール・ビュフェ美術館はこのまま埋もれさせてしまうには惜しすぎる魅力にあふれています。
学芸員の福岡仁さんは次のように語ります。
「閉館はまったく考えていません。2023年には開館50周年記念展で新たな研究結果をいれたカタログを発行したばかりですし、今は2028年のベルナール・ビュフェ生誕100年記念展の実現に向けて動いています」
私たち翠波画廊のギャラリストとしての経験からも、ビュフェはこれから再評価が始まる画家だと考えられます。

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ビュフェの絵はこういうものと決めつけていませんか

《ニューヨーク:ダウンタウン ブロードウェイ》1958 年 油彩

ビュフェの絵画はひとめでそれとわかる特徴を備えています。
たとえば、定規でひいたような直線的な輪郭線、茶色や灰色の沈んだ色彩、マンガのようにデフォルメされた顔とガリガリの細長い手足を持つ人物などです。
明るくてハッピーな絵とは言い難いですし、第二次世界大戦を経て傷ついたヨーロッパの人々の世界観を反映した内省的な作品と評価されることが多いでしょう。
しかし、ビュフェの71年の人生を網羅するように作品を展示した「純粋を追い求めて」は、副題に「ビュフェの進化の軌跡をたどる」とあるように、一般的なイメージとは異なるさまざまなビュフェの側面を見せてくれます。

 

ベルナール・ビュフェ《ペロス=ギレック》1973年 油彩

たとえば1973年の油彩作品《ペロス=ギレック》は、ビュフェの硬質な筆致のおもかげは残しつつも、意外なほどに明るいフランスの海辺の別荘地を描いています。
若くして売れっ子になったがために求められるイメージに縛られることも多かったビュフェですが、意外と研究熱心なところもあり、アトリエではさまざまな画風を試していたことがわかります。
マーケティングに長けたピカソほど戦略的に絵柄や作風を変えられなかったことがビュフェの弱点だったかもしれませんが、裏を返せばそれだけ純粋に絵に向き合っていたとも言えそうです。
実際、ビュフェの「キリストの受難」シリーズなどを見ると、傷ついて苦悩する人間の姿が赤裸々に描かれていて、ナイーブな人柄が想像されます。
また、性器までをも剥き出しにした男性の裸体画を見ると、描きたいものを描くというビュフェの反骨精神が感じられます。

ビュフェ美術館の招待券を5組10名にプレゼントします

美術館敷地内にあるビュフェの彫刻

ベルナール・ビュフェ美術館からの帰り、バス停「ビュフェ美術館入口」に行くと、ミュージアムショップの袋を持った若いカップルが先にいました。
話かけると、美術館巡りが好きで、熱海の宿に泊まった帰りにネットで「近隣のおすすめの美術館」を検索すると出てきたので来たそうです。
2人ともベルナール・ビュッフェの名前は知らなかったそうですが、エゴン・シーレが好きなのでビュフェ美術館の展示はとても良かったとのことでした。
併設のビュフェこども美術館も素敵だったそうです。私もそう思います。
こんなにいい美術館なのに、あまり知られていないことが残念でなりません。
問題はアクセスです。車があれば何の問題もないのですが、2024年にバスのダイヤ改定があり、ビュフェ美術館行きのバスの便が減ってしまったのです。
若い2人は途中までバスで来て残りは歩いたそうです。デートなら紅葉の山中の散策も楽しいかもしれません。

 

バス停「ビュフェ美術館入口」からの並木通り

また、ビュフェ美術館は館内撮影禁止なのですが、他の美術館のように撮影OKのフォトスポットが一箇所でもあればもっとよかったのにという話も聞きました。
美術館としては、収蔵品も建物も周辺環境も非常に高いレベルにあり、館内も広々として落ち着いて鑑賞ができるのに、お客様のちょっとした声が届いていなさそうなところが残念です。
館内にはアンケート用紙も設置されていましたが、来訪者の全員が書いてくれるわけではなさそうです。
そこで今回、ベルナール・ビュフェ美術館のご協力を得て、翠波画廊会員限定で、本展の招待券を抽選で5組10名様にプレゼントすることにしました。
みなさん、ぜひビュフェ美術館へ来て、館内に設置されているアンケートに回答してみませんか。

応募方法

ベルナール・ビュフェ美術館
「純粋を追い求めて ビュフェの進化の軌跡をたどる」展

1.応募資格は翠波画廊会員限定となりますので、まだ会員になっていない方は、こちらのページから無料の翠波画廊会員にご登録ください。
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「純粋を追い求めて ビュフェの進化の軌跡をたどる」展の館内展示風景

ベルナール・ビュフェ美術館「純粋を追い求めて ビュフェの進化の軌跡をたどる」展招待券プレゼント

会場:ベルナール・ビュフェ美術館
〒411-0931静岡県駿東郡長泉町東野515-5
会期:2024年12月2日~2025年3月30日
当選者数:5組10名様
応募締切:2025年1月15日

注意事項
・翠波画廊会員のみご応募いただけます。
・チケットの譲渡や転売は固く禁じます。
・当選の発表はチケットの発送をもって代えさせていただきます。

 

ベルナール・ビュフェ美術館のチケットプレゼントは終了しました。

現在は横須賀美術館「生誕120周年 サルバドール・ダリー天才の秘密ー」展のチケットプレゼントをおこなっています。
>>生誕120周年、ダリの秘密に迫る展覧会が横須賀美術館で開催!チケットを10組20名様にプレゼント! 応募はこのページから


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ぜひご覧になってください。

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