エコール・ド・パリ時代の画家を、どれほど知っていますか?<東欧編>
~シャガールやキスリングやパスキンなど東欧の画家が多かった
翠波画廊の書籍『「値段」で読み解く 魅惑のフランス近代絵画』では、19世紀末から20世紀初頭に活躍した画家を扱っています。
モディリアーニ「青い服の少女」
エコール・ド・パリを優先させると、日本代表は藤田嗣治(1886-1968)になります。 藤田嗣治「朝」
もう一人のエコール・ド・パリの重要人物は、マルク・シャガール(1887-1985)です。
シャガール「ダフニスとクロエ:ディオニソファーネの到来」
実は、当時のパリにはロシアから多くの画家が参加しているのですが、そのほとんどはベラルーシやウクライナやバルト三国など、現在のロシアではありません。
マレーヴィチ「冬」
このように、20世紀前半は戦争の時代でもあったために、国別の代表を決めるのが難しい面があります。 キスリング「ワイン・花・炎:出発のワイン」
では、純粋なオーストリア代表は誰かといえば、少し前の世代には、首都ウィーン生まれのグスタフ・クリムト(1862-1918)がいます。しかし、エコール・ド・パリと同世代といえば、クリムトの弟子であるエゴン・シーレ(1890-1918)になるでしょう。 シーレ「黒いスカートの女性」
オーストリア=ハンガリー帝国ですから、ハンガリー代表も選びましょう。 ラースロー「A 19」
オーストリアと関係が深いドイツ代表はどうなるでしょうか。
キルヒナー「街の女」
エコール・ド・パリの重要人物をもう一人ご紹介します。
パスキン「果物をもつ少女」
以上、1886年生まれの藤田嗣治を中心に、年の差が9歳以内で、9か国の代表を選んでみました。
イタリア代表:アメデオ・モディリアーニ(1884-1920)
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