ピカソとシャガールの交流
~巨匠同士お互いに認めつつもライバル心は旺盛
20世紀を代表する二人の巨匠、ピカソとシャガール。
展覧会のポスターでは、仲睦まじく抱き合うピカソとシャガールの写真が使われていますが、これはおそらくカメラマンに指示されたもので、メディア向けの演出でしょう。 ピカソとシャガールの最初の交流は、おそらくシャガールの最初のパリ時代(1910-1914)だと思われます。 1914年、シャガールは「ピカソを思う」と題した版画作品を作っています。 同じ1914年、シャガールはベルリンに向かって、パリを後にします。シャガールを認めたドイツのシュトルム画廊が、個展を開催することになったからです。そのまま故郷のヴィテブスクに立ち寄ったシャガールは、第一次世界大戦勃発のために、9年もの間、パリに戻ることができませんでした。 シャガールとピカソの人生が再び交錯するのは、1948年、シャガールがフランスに戻ってきてからです。ポーラ美術館の「ピカソとシャガール」展のポスター写真も、その当時に撮影されたものです。 ピカソは1973年、シャガールは1985年まで生きましたが、その後の交流の証拠は見つかっていません。ピカソもシャガールも晩年は、再婚した若い妻を頼りにして、自らの芸術を追求しました。
2017年9月16日から12月3日まで、東京駅舎内にある東京ステーションギャラリーでは、企画展「シャガール 三次元の世界」が開催されています。
翠波画廊ではシャガール作品を幅広く取り揃えております。 |
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