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エコール・ド・パリの時代、パリに集まった外国人画家を調べたところ、ユダヤ人が多いためか、ロシアやポーランドなど東欧の画家が目立ちました。ところが、その隣にある北欧4か国の画家は意外と見つかりませんでした。北欧の画家といえ…
メルマガ配信アートコラム
2018.08.14
世界三大美術館に数えられることもあるニューヨークのメトロポリタン美術館。この美術館は入場料が定額ではなく寄付制で、貧困層や苦学生でも無料で鑑賞できることで知られていました。しかし、2018年3月から制度が変更になり、大人…
2018.08.07
2018年5月、モディリアーニの絵画「(左向きに)横たわる裸婦」がサザビーズ・ニューヨークのオークションに出品されました。この作品の予想落札額は1億5000万ドル。オークションにおける美術品の事前予想額としては史上最…
2018.07.24
日本は、美術館の来場者数が多い国として知られています。 世界中の美術展覧会における平均入場者数の年間ランキングを見ると、たいてい日本の美術展が上位を独占しています。 例えば2017年の1位は東京国立博物館の「運慶」展で、…
2018.07.06
現在、美術館とは、教育熱心な親が子供を連れて行きたい場所の一つになっています。美術館の学芸員もまたそのような動機を否定しないでしょうし、一般的にも教育的で啓蒙的な場所だと思われています。 しかし、その成り立ちを見ていくと…
2018.07.03
2018年現在、日本が承認している国家の数は自国も含めて196か国。この中には台湾や北朝鮮やパレスチナなどが含まれていないので、およそ200の国が世界中にあると考えてよいでしょう。20世紀前半の戦乱の時代、いまだ独立して…
2018.06.26
20世紀初頭、フランス近代絵画からアメリカ現代美術への過渡期。 戦乱の時代に命を燃やした芸術家を、各国別に紹介するシリーズの第三弾です。 前回までに、ヨーロッパの主要国とアメリカ大陸北部、そして日本の代表を選びました。 …
2018.06.18
20世紀初頭は、パリを中心に芸術が花開いた時代でした。 パリには、各国から有為の若者が集まり、その腕を競っていたのです。いわゆるエコール・ド・パリの時代です。当時は、全世界的に画家に注目が集まっていました。前回に続き、各…
2018.06.12
翠波画廊の書籍『「値段」で読み解く 魅惑のフランス近代絵画』では、19世紀末から20世紀初頭に活躍した画家を扱っています。 その時代、芸術の中心地はフランスで、各国から修業のために、画家がパリに集まりま…
2018.06.04
マルセイユの美術館から盗まれたドガの絵「合唱隊」(約1億円)が、2018年2月、バスの荷物室に置き去りのスーツケースから見つかったそうです。9年ぶりの発見でした。 絵画は手軽に持ち運べる高額資産ですが、名画であればあるほ…
2018.05.29
ロサンゼルスのゲティ美術館は、アメリカの石油王ジャン・ポール・ゲティが生涯をかけて集めた美術コレクションを展示しています。 1892年生まれのゲティは、1966年にギネスブックに世界一の富豪と記載されたほどの大金持ちで、…
2018.05.22
5月17日は何の日だかご存じですか? 母の日? 近いけどちょっと違います。母の日は第二日曜日なので、2018年は5月13日になります。 毎年5月17日は、国際反ホモフォビアの日(IDAHO)といって、同性愛…
2018.05.15
スペインのカタルーニャ州からは、スペインを代表する偉大な3人の芸術家が生まれています。建築家ガウディ、画家ダリ、そして画家ミロです。 また、ピカソも誕生の地はアンダルシア州ですが、13歳で家族とともにカタルーニャ州の…
2018.05.07
3月8日は女性の日です。1904年3月8日にニューヨークで起きた、婦人参政権のデモを記念して、国際女性デーが提唱されたのです。 2018年3月8日も、スペインで約540万人が参加した、男女平等を求める2時間のストライキが…
2018.04.24
いま、絵画の市場が急激に伸びています。 2017年のアート市場の売上高は、前年比12%増の約637億ドルになりました。 とはいえ、市場に参加する人が多くなったわけではありません。一つ一つの作品の価格が高くなっているのです…
2018.04.17
2017年12月、ニューヨークのメトロポリタン美術館が展示するバルテュス「夢見るテレーズ」に対し、「幼い少女がセックスを暗示するポーズをとっている」として、撤去もしくは注意書きを求める運動がありました。 こ…
2018.04.10
著名な芸術家の描いた絵と無名の画家の描いた絵には価格に大きな差があるからです。観光地で売っている風景画や木彫りなどの工芸品と、美術館に収蔵される芸術品との価格を比べてみればわかるでしょう。 同じ絵なのに、なぜそこまでの差…
2018.03.31
1965年、来日したフランスの画商フェルナン・ルグロは、デュフィ、ドラン、モディリアーニといった巨匠のフランス近代絵画を日本人に売りつけました。 しかし、後に判明したことですが、これらはまったくの偽物でした。 ルグロ…
2018.03.26
安定した価値を持つ美術品は投資に最適ですが、一つ大きなリスクがあります。 それは、贋作の存在です。 なにしろ、あの国立西洋美術館ですら贋作に騙された過去があるのです。 今もなお同美術館の地下には、大金を支払って購入したも…
2018.03.19
フランスには“色彩の魔術師”と呼ばれた画家が三人います。 一人目は「民衆を導く自由の女神」を描いたドラクロワ。 二人目は、原色を多用したフォーヴィスムの中心人物だったマティス。 今回は、マティスに影響を受けつつも、独…
2018.03.13
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