アンディ・ウォーホルとの逸話
実はアンディ・ウォーホルは30歳代前半の頃、「スーパーマン」や「バッドマン」などのアメリカンコミックをモチーフに、作品を制作していたことがあったそうです。しかしリキテンスタインが、作品モチーフの面部分を”ドット”で埋めてゆき、その大小や密度で陰影を表現したことに感銘を受け、アメリカンコミックというテーマから手を引いたと言われています。
ある説によると、アンディ・ウォーホルはリキテンスタインとの競争を避けたとも言われており、漫画のモチーフを描くことを諦めて、「キャンベルのスープ缶」シリーズの制作に取りかかったそうです。