魅せられし河:エロン・ド・ヴィルフォス氏
技法 | 銅版画 |
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制作年 | 1951年 |
限定部数 | 315部 |
絵サイズ | 33x26㎝ |
価格 | SOLD OUT |
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作品について
魅せられし河:エロン・ド・ヴィルフォス氏
魅せられし河は、1951年、フジタの65歳の誕生日を記念して発刊されたものです。フジタは生涯を通して版画を制作しましたが、版画手法(木版・銅版・リトグラフ)のなかでも銅版を好んで用いています。エッチングよって得られるこまやかで繊細な線は、油彩やデッサンでは表すことのできない版画独自の表現であり、それをいかんなく発揮し制作されたこのシリーズは、多くの版画制作の後にたどりついた版画家フジタの代表作です。フジタの版画作品の中でも「魅せられし河」が代表作の一つに数えられる理由は、この作品によって、パリ市から勲章を与えられたことにもあります。作品の中に表現されたセーヌ河を中心とする風景は、人物、動物(猫)画が作品のほとんどを占める中で貴重なものである。 また、「魅せられし河」は、1988年11月19日-1989年1月16日に東京・目黒区美術館で開催された『レオナール・フジタ-絵と言葉展』で展示されています。