ジョアン・ミロ 作品販売|版画・リトグラフ・価格
翠波画廊では、ジョアン・ミロ(Joan Miró)の作品を販売しています。
リトグラフ、銅版画などのオリジナル版画を中心に、星、月、鳥、女性など、ミロを代表するモチーフを描いた作品を多数取り扱っています。
ミロ作品を購入する際には、図柄だけでなく、制作年代、技法、エディション、直筆サイン、版元、カタログ・レゾネ掲載、保存状態などを確認することが重要です。
翠波画廊では作品ごとの情報を確認したうえで販売し、東京・銀座店、大阪・梅田店で実物をご覧いただけます。
ジョアン・ミロの作品一覧
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ミロの価格帯と選び方

さらに同じ版画でも、制作年代、図柄、技法、サイズ、限定部数、直筆サインの有無、シリーズ、保存状態などによって価格差があります。
・リトグラフ・銅版画などの版画作品
ミロはリトグラフや銅版画など、版画制作にも積極的に取り組みました。翠波画廊でも現在、リトグラフ、銅版画を中心に多数のミロ作品を取り扱っています。
比較的手に取りやすい作品(10万円程)から、直筆サイン入り、限定部数の少ない作品(50万〜200万円程)、大型作品(300万円以上)、重要なシリーズまで幅広くあります。
価格を比較するときは、単純に「ミロの版画はいくらか」ではなく、直筆サインの有無、エディション、制作年代、版元、カタログ・レゾネへの掲載、図柄やシリーズ、保存状態を確認することが大切です。
・挿画本・出版物に収録された版画
ミロには詩人や作家との共同制作による挿画本や出版物のための版画も数多くあります。
直筆サインがない作品でも、ミロが出版物のために制作した正式なオリジナル版画があります。サインの有無だけで判断せず、どの出版物のために制作され、どの版画カタログに掲載されているかを確認することが重要です。
・水彩・グワッシュ・素描などの一点物
ミロ本人が紙などに直接描いた水彩、グワッシュ、鉛筆、パステルなどの作品は一点物です。
版画とは価格帯が大きく異なり、制作年代、サイズ、モチーフ、来歴、作品の完成度などが評価を左右します。価格は400万円〜数千万円以上となります。
・油彩・アクリルなどの絵画作品
キャンバスなどに描かれた一点物は、ミロ作品のなかでも特に高額な分野です。
ミロは20世紀美術を代表する作家の一人で、ニューヨーク近代美術館にも多数の作品が収蔵されています。MoMAではミロをスペインの作家(1893–1983)として紹介し、絵画、素描、彫刻など多数の作品を所蔵しています。
ミロ作品は「作家名だけ」で価格を判断するのではなく、一作品ごとの制作背景と条件を見ることが重要です。
ミロ作品の購入ポイント
1.オリジナル版画かを確認する
ミロの作品には、リトグラフ、銅版画などさまざまな版画があります。
購入するときには単に「ミロの絵」というだけでなく、「ミロ本人が制作に関わったオリジナル版画なのか」を確認することが重要です。
印刷物や複製画とは区別して考える必要があります。
2.カタログ・レゾネを確認する
ミロ作品には、絵画・素描などについて体系的なカタログ・レゾネが刊行されています。ミロ財団の作品データにもカタログ・レゾネへの掲載情報が記載されています。
版画を購入するときも、作品名、制作年、技法、サイズ、エディションなどを資料と照合することが重要です。
3.サインとエディションを見る
直筆サイン入りの版画では、サインの位置、エディション番号、限定部数、EA・HCなどの表記を確認します。
ただし、サインがないから偽物ということではありません。挿画本や出版物に収録されたオリジナル版画では、作品一枚一枚にサインがないものもあります。
ミロの作品では、星、月、鳥、女性、太陽、人物、記号のような線や形が繰り返し登場します。
特に「女性・鳥・星」はミロを象徴するモチーフの組み合わせで、ミロ財団にも《Woman, Birds, Star》など複数の作品が収蔵されています。
作品を選ぶときには、こうしたミロらしさがよく表れた図柄かどうかも一つの見方です。
5.保存状態を確認する
版画は紙作品のため、退色、シミ、ヤケ、波打ち、折れ、修復歴などを確認します。
同じ作品でも保存状態によって鑑賞時の印象や市場での評価が異なることがあります。
ミロ作品の真贋と保証について

翠波画廊では、作品の種類に応じて、制作年代、技法、紙質・サイズ、直筆サイン、エディション、版元、来歴、カタログ・レゾネ掲載、保存状態などを確認したうえで取り扱っています。
特に版画では、作品そのものだけでなく、どのシリーズ・出版物に属する作品なのかを確認することが大切です。
翠波画廊で販売する作品については、真作保証をお付けしています。
ご購入に安心の3つの保証
保証1
真贋には細心の注意を、真作保証
取り扱う作品は真作と判断した
本物の作品だけをご案内しております
保証2
ご購入後30日以内の返品保証
部屋に飾って合わない場合、
ご購入後30日以内でしたら返品を承ります
ミロ作品でよくあるご質問
ミロの版画とはどのような作品ですか?
リトグラフ、銅版画などさまざまな技法があります。ミロ本人が版画作品として制作したオリジナル版画と、後年の複製印刷などは区別して考える必要があります。
サインがないミロの版画は本物ではないのですか?
いいえ。挿画本や出版物のために正式に制作されたオリジナル版画には、各作品に直筆サインがないものもあります。サインだけでなく、出版物、版元、制作年、カタログ掲載などを総合的に確認します。
ミロらしい作品を選ぶなら、どのモチーフがおすすめですか?
星、月、鳥、女性などはミロを代表するモチーフです。ただし作品選びでは、市場評価だけでなく、実際に見てご自身が長く楽しめる作品を選ぶことも大切です。
ミロ作品の真贋はどのように確認しますか?
技法、サイズ、制作年、サイン、エディション、版元、来歴、カタログ・レゾネ掲載などを総合的に確認します。作品の種類によって確認方法は異なります。
遠方からでも購入できますか?
はい。作品の詳細や状態についてご説明したうえで、配送でのご購入にも対応しています。
【ミロ 関連コラム】
ミロ略歴
| 1893年 | ジョアン・ミロ、4月20日スペインのバルセロナに生まれる。 |
|---|---|
| 1900年 | バルセロナの小学校に入学。そのかたわら、教師からデッサンを習う。少年時代は夏をコルヌデリャとマジョルカ島で過ごす。 |
| 1907年 | 商業学校に入学。同時にラ・ロンハの美術学校に通い、ムデスト・ウルヘイとジュゼップ・パスコの指導を受ける。 |
| 1910年 | 両親の希望により、ダルマウ・オリベス商会の簿記係として就職するが、環境に適応できず、神経衰弱を患う。 |
| 1912年 | ガリ美術学校に入学。30年後に陶芸を教えてくれることになるジュゼップ・ロレンス・アルティガスや画商のE.C.リカルトと親交を結ぶ。 |
| 1915年 | ガリ美術学校を卒業。 生涯の友となるジョアン・プラッツやJ.F.ラフォルスと友情を結ぶ。 サン・ペドロ街にリカルトと共同のアトリエを借りる。 |
| 1916年 | バルセロナの画商、ダルマウに出会う。 フランスの詩やアヴァン・ギャルドの雑誌を読む。 |
| 1917年 | ダルマウを通じてダダの雑誌『391』を主宰していたピカビアと出会う。 |
| 1918年 | ダルマウ画廊で最初の個展を開催。 アグルパシオ・クールベ(クールベの仲間たち)を創設する。 |
| 1919年 | ジョアン・ミロ、初めてパリを訪れる。 ピカソに会う。 |
| 1920年 | 春までパリに住む。以後冬をパリで夏をモンロチで過ごすようになる。ルベルディ、トリスタン・ツァラ、マックス・ジャコブらと出会う。ダダの運動に参加する。 |
| 1921年 | ラ・リコルヌ画廊でダルマウの企画による最初の個展を開催、この時のカタログの序文をモーリス・レイナルが執筆する。 |
| 1922年 | ブロメ通りのアトリエで制作。 アンドレ・マッソン、ジョルジュ・ランブール、アントナン・アルトー、アルマン・サラクロー、ミシェル・レリス、ロラン・テュアルらと交友。 |
| 1924年 | 《耕地》、《カタロニア風景》が完成。 ポール・エリュアール、アンドレ・ブルトン、ルイ・アラゴンらに出会う。 この年、シュルレアリスム第1宣言が発表される。 |
| 1925年 | パリ、ピエール画廊で最初の個展を開催する。カタログの序文はバンジャマン・ペレ。また、同画廊で開かれた《シュルレアリスム》展に参加。 |
| 1926年 | ロシア・バレエ団による《ロミオとジュリエット》のための舞台装置をマックス・エルンストとともに手がける。 7月、父が死去。パリを発ち、夏をモンロチで過ごす。 |
| 1927年 | エルンスト、アルプ、ボナール、マグリットらの住むモンマルトルのトゥルーラック通りにアトリエを移す。 |
| 1929年 | パルマ・デ・マジョルカでピラール・ジュンコサと結婚。 パリ、フランソワ・ムートン街3番地に新居を構える。 空想的肖像画《プロシアの女王ルイーズ》《ラ・フォルナリーナ》を描く。 |
| 1932年 | レオニート・マッサンヌ振付のロシア・バレエ『子供の遊び』のための緞帳、衣装、舞台装置、舞台装飾をデザインする。 ニューヨークのピエール・マティス画廊で最初の個展を開催。 |
| 1933年 | パリ、ジョルジュ・ベルネーム画廊で個展を開催。 ジョルジュ・ユニエの『幼年期』のために最初のエッチングによる版画作品を制作。 カンディンスキーに出会う。 |
| 1934年 | チューリッヒのクンストハウスで個展。 パステルやサンドペーパーを使った大作に取り組む。 タピスリーの下絵『蝸牛、女、花、星』を制作。 |
| 1935年 | カナリー諸島のテネリフェ島で開かれた「シュルレアリスム」展に出品。 |
| 1936年 | パリの印象派美術館で開催された「現代スペイン」展に出品。パリ万国博覧会にスペイン館のための壁画《刈り入れ人》を制作。 |
| 1938年 | マルクーシのアトリエでロジェ・ラクリエール、スタンリー・ヘイターらと共にエッチングとドライポイントを学ぶ。 |
| 1940年 | この頃、ジョルジュ・ブラックと親交を結ぶ。 グアッシュによる《星座》の連作に着手。 |
| 1941年 | 《星座》の連作を完成する。 ニューヨーク近代美術館において初の大回廊展が開催される |
| 1944年 | 5月、母が死去。 ローレンス・アルティガスの協力を得て、最初のセラミック作品を制作。 |
| 1946年 | ボストンで開催された「4人のスペイン人」展にダリ、ピカソ、グリスと共に出品する。 |
| 1949年 | ベルン・クンストハレで回廊展 |
| 1950年 | パリのマーグ画廊で彫刻、オブジェ、版画による個展を開催。 |
| 1951年 | ニューヨークのピエール・マティス画廊で個展を開催。 ヒューストンのコンテンポラリー・アーツ・アソシエーションで「コールダー=ミロ」展が開催される。 |
| 1953年 | パリのマーグ画廊で個展を開催。 ニューヨークのピエール・マティス画廊で個展が開催される。 アルティガスと共同でセラミック作品の制作に入る。(1953年から56年にかけてバルセロナのガリファで386枚の陶板を制作する。) |
| 1954年 | ドイツのカイザー・ヴィルヘルム美術館で回顧展が開催され、シュトゥットガルトとベルリンに巡回される 第27回ヴェネツィア・ビエンナーレで版画部門の国際大賞を受ける。 |
| 1957年 | ドイツのカイザー・ヴィルヘルム美術館で全版画作品の展覧会が開催され、ベルリン、ミュンヘン、ケルン、ハノーヴァー、ハンブルクに巡回される。 |
| 1960年 | 第2回東京国際ビエンナーレ展に出品。 ハーヴァード大学の陶壁画を制作。 |
| 1962年 | パリの国立近代美術館でミロ大回顧展が開催される。 |
| 1966年 | 東京と京都でのミロ大回顧展のために初来日する。 |
| 1967年 | ニューヨークのグッケンハイム美術館にミロの壁画が設置される。 |
| 1970年 | ニューヨークのピエール・マティス画廊で彫刻作品の個展を開催。 |
| 1973年 | サン・ポール・ド・ヴァンスのマーグ財団で彫刻、セラミック作品による個展が開催される。ニューヨーク近代美術館で「ニューヨーク近代美術館のミロ・コレクション」展が開催される。 |
| 1975年 | バルセロナのモンジュイック公園内にホセ・ルイス・セルト設計によるジョアン・ミロ財団-現代美術研究センターがオープンする。 |
| 1979年 | マーグ財団で絵画、彫刻、素描、水彩による回顧展開催。 |
| 1982年 | テキサス、ヒューストン美術館で「アメリカにおけるミロ」展が開催される。 |
| 1983年 | バルセロナのミロ財団で1920年代の絵画による「ジョアン・ミロ:Anys20」展が開催される。 12月25日、パルマ・デ・マジョルカの自宅で逝去。 |