コラム「最も“野獣”から遠い野獣派
~アルベール・マルケの優しくて穏やかな絵画」>>
マルケ
マルケ(MARQUET) 絵画販売
パリの街や港の風景を描いた油彩作品を中心に販売しております。
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マルケの魅力
マルケ作品を展示販売しております
1890年にパリに出て、エコール・デ・ボザール(国立美術学校)に入学したマルケは、ギュスターヴ・モローの教室に在籍し、マチスと出会います。
ボルドー育ちで内気な人柄のため、近づきがたいタイプと見られていたマルケですが、マチスとは親しくなりました。
1898年までには明るい色彩を使うようになっていましたが、自然主義に反するような色彩を取り入れることはありませんでした。ともにフォーヴ(野獣)と呼ばれたヴラマンクなどに比べると、マルケの画風は穏やかで優しく、フォーヴの作家というよりも、フォーヴィズムと印象主義の中間に位置するといえるでしょう。
1904~5年にかけては、デュフィとノルマンディーや地中海沿岸に出かけ、港や港町の風景を描きました。1908年には、マチスが使用していたアトリエに移り、1931年までそこで制作を続けました。
激しさではなく優しさを内に秘めたマルケの作品は特に、透き通った青と緑が織りなす独特の海の色が魅力的な特徴となっています。マルケの作品は、オルセー美術館やプーシキン美術館、そして日本の国立西洋美術館など、世界の主要美術館に所蔵されています。
ボルドー育ちで内気な人柄のため、近づきがたいタイプと見られていたマルケですが、マチスとは親しくなりました。
1898年までには明るい色彩を使うようになっていましたが、自然主義に反するような色彩を取り入れることはありませんでした。ともにフォーヴ(野獣)と呼ばれたヴラマンクなどに比べると、マルケの画風は穏やかで優しく、フォーヴの作家というよりも、フォーヴィズムと印象主義の中間に位置するといえるでしょう。
1904~5年にかけては、デュフィとノルマンディーや地中海沿岸に出かけ、港や港町の風景を描きました。1908年には、マチスが使用していたアトリエに移り、1931年までそこで制作を続けました。
激しさではなく優しさを内に秘めたマルケの作品は特に、透き通った青と緑が織りなす独特の海の色が魅力的な特徴となっています。マルケの作品は、オルセー美術館やプーシキン美術館、そして日本の国立西洋美術館など、世界の主要美術館に所蔵されています。
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マルケ略歴
1875年 | フランス、ボルドーに生まれる。 |
---|---|
1890年 | パリに出て装飾美術学校に入学。 のちにエコール・デ・ボザールに移る。 |
1897年 | ギュスターヴ・モローの教室で学ぶ。 同じころ、モロー教室で学んでいたマティス、ルオーを知り、特にマティスとは終生の友情を結ぶ。 |
1905年 | マチス、ヴラマンク、ドラン、マルケらの作品がサロン・ドートンヌの第5室にまとめて展示される。それらの作品の大胆な色彩の荒々しさが「フォーヴ(野獣)」と評され、「フォーヴィズム」の由来となった。 |
1906年 | 以降、フランス各地からドイツ、オランダ、北アフリカ、ロシア、スカンジナビアへと旅を重ねる。 |
1907年 | パリで初の個展を開催。 |
1938年 | ナチズムに対抗する団体に参加し、ナチズム反対を表明。 |
1940年 | それに対する報復を恐れ、作品を避難させ、アルジェリアへ。ドイツ軍占領下のフランスで、作品のサロンへの出品を拒否。 |
1942年 | アルジェリアで、レジスタンス運動のための競売を手がける。 |
1945年 | パリに帰郷。 |
1947年 | パリで没。 |