杉本博司
杉本博司(HIROSHI SUGIMOTO) 絵画作品販売
杉本博司、写真という手段を通して生み出される、代表的な版画作品を販売しております。
販売サイト掲載の作品は画廊でご覧いただけます。
杉本博司の魅力
杉本博司作品を数多く取り揃え、展示販売しています
現在、美術界で最も注目されるアーティストの一人である、杉本博司。1948年東京に生まれ、立教大学経済学部を卒業した後に1970年ロサンゼルスへ渡り、アート・センター・カレッジ・オブ・デザインで写真を学び始めました。
1977年には、彼の代表シリーズのひとつ「ジオラマ」のうち、≪シロクマ≫がニューヨーク近代美術館にて高い評価を得て、同館の所蔵作品となりました。
海外においても様々な展覧会が開かれ、多くの賞を受賞するなど、世界のアートシーンを牽引しています。 活動範囲は写真、彫刻、インスタレーション、演劇、建築、造園、執筆、料理など非常に多岐にわたります。
その他、2021年に放送された大河ドラマ「青天を衝け」の題字を手がけたりするなど、我々の身近なところにも杉本博司の作品が存在しています。
海外においても様々な展覧会が開かれ、多くの賞を受賞するなど、世界のアートシーンを牽引しています。 活動範囲は写真、彫刻、インスタレーション、演劇、建築、造園、執筆、料理など非常に多岐にわたります。
その他、2021年に放送された大河ドラマ「青天を衝け」の題字を手がけたりするなど、我々の身近なところにも杉本博司の作品が存在しています。
研ぎ澄まされたモノクロームの世界
非常に多岐にわたる作品を残している杉本博司ですが、なかでも写真作品は国内の国立美術館やギャラリーのみならず、
ニューヨークのメトロポリタン美術館、パリのポンピドゥセンター、ロンドンのテートギャラリーをはじめ、世界各国の美術館に所蔵されており、非常に高く評価されています。
特に、「古代人が見た風景を、現代の人間が同じように見ることは可能か」という問いのもと制作された「海景」シリーズは大変人気があります。
杉本博司の写真作品の特徴は、一目見て分かる通りモノクロであることでしょう。彼は、作品制作において、一貫して「歴史と存在の一過性」をテーマとしており、 時間の性質、人間の知覚、意識の起源など、常に根源的な問いを提示しています。
色彩を排除し、精緻に撮影することで、対象物から観念的な要素を抽出したような、 独特の研ぎ澄まされた世界観が広がっているようです。
モノクロというともの寂しく、暗い世界がイメージされますが、杉本博司の作品からは、むしろ光の奥行きや深みが感じられるのではないでしょうか。 そこに通じるのは、水墨画のような静謐の美であり、概念を追求するコンセプチュアル・アートでもあるようにも思えます。 また時間と空間、現実と虚像など、相反する概念を行き来するような、超次元的な深みが感じられます。
モノクロ写真が印象的でありますが、2020年には、自身初の試みとなる、カラーを取り入れた写真作品のシリーズ「OPTICKS」を発表しました。 非常に色鮮やかなシリーズですが、”何かの色”ではなく、”光の色そのもの”が写されています。というのも、プリズムを通して分光させた色そのものを、ポラロイドフィルムで撮影するという、史上初の試みなのです。 杉本は、「OPTICKS」の制作につき、ニュートンのプリズム実験を自ら再現することから始めました。最新技術を駆使し、15年間かけて完成させた本作は、写真史に新たな風を吹かせたと言えるのではないでしょうか。
今後の作品や活動にも、ますます期待が高まります。
特に、「古代人が見た風景を、現代の人間が同じように見ることは可能か」という問いのもと制作された「海景」シリーズは大変人気があります。
杉本博司の写真作品の特徴は、一目見て分かる通りモノクロであることでしょう。彼は、作品制作において、一貫して「歴史と存在の一過性」をテーマとしており、 時間の性質、人間の知覚、意識の起源など、常に根源的な問いを提示しています。
色彩を排除し、精緻に撮影することで、対象物から観念的な要素を抽出したような、 独特の研ぎ澄まされた世界観が広がっているようです。
モノクロというともの寂しく、暗い世界がイメージされますが、杉本博司の作品からは、むしろ光の奥行きや深みが感じられるのではないでしょうか。 そこに通じるのは、水墨画のような静謐の美であり、概念を追求するコンセプチュアル・アートでもあるようにも思えます。 また時間と空間、現実と虚像など、相反する概念を行き来するような、超次元的な深みが感じられます。
モノクロ写真が印象的でありますが、2020年には、自身初の試みとなる、カラーを取り入れた写真作品のシリーズ「OPTICKS」を発表しました。 非常に色鮮やかなシリーズですが、”何かの色”ではなく、”光の色そのもの”が写されています。というのも、プリズムを通して分光させた色そのものを、ポラロイドフィルムで撮影するという、史上初の試みなのです。 杉本は、「OPTICKS」の制作につき、ニュートンのプリズム実験を自ら再現することから始めました。最新技術を駆使し、15年間かけて完成させた本作は、写真史に新たな風を吹かせたと言えるのではないでしょうか。
今後の作品や活動にも、ますます期待が高まります。
古今東西の文化の懸け橋
杉本博司は、作品の制作や様々な創作に携わるだけでなく、芸術文化全般の普及活動も幅広く行っています。
2008年には、建築家の榊田倫之とともに、古代や中世、近世に用いられた素材や技法を用いて新たな現代の建築を追求する建築設計事務所「新素材研究所」を設立しました。
2009年には、古代から現代に至るまでの演劇、芸能、美術等の普及振興活動を目的とした「小田原文化財団」を設立し、 更に2017年には、能舞台、ギャラリー、茶室等を備えた文化施設「小田原文化財団 江之浦測候所」を設立しました。
2022年3月、直島に開館した「時の回廊ギャラリー」は、杉本博司の代表的な写真作品やデザイン、彫刻作品などを鑑賞することが出来る唯一の施設であり、 新たな観光名所として注目が集まっています。幅広い視野で人類と世界の関わり方を再考し、芸術を捉えようとする杉本博司の活動は、常に新たな楽しみや発見を与えてくれます。
芸術文化の分野において、決して欠かすことの出来ない存在です。
2008年には、建築家の榊田倫之とともに、古代や中世、近世に用いられた素材や技法を用いて新たな現代の建築を追求する建築設計事務所「新素材研究所」を設立しました。
2009年には、古代から現代に至るまでの演劇、芸能、美術等の普及振興活動を目的とした「小田原文化財団」を設立し、 更に2017年には、能舞台、ギャラリー、茶室等を備えた文化施設「小田原文化財団 江之浦測候所」を設立しました。
2022年3月、直島に開館した「時の回廊ギャラリー」は、杉本博司の代表的な写真作品やデザイン、彫刻作品などを鑑賞することが出来る唯一の施設であり、 新たな観光名所として注目が集まっています。幅広い視野で人類と世界の関わり方を再考し、芸術を捉えようとする杉本博司の活動は、常に新たな楽しみや発見を与えてくれます。
芸術文化の分野において、決して欠かすことの出来ない存在です。
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杉本博司略歴
1948年 | 東京に生まれる |
---|---|
1970年 | 立教大学経済学部を卒業後、ロサンゼルスのアート・センター・カレッジ・オブ・デザインで写真を学ぶ。 |
1974年 | 同校を卒業、ニューヨークに移住する。 |
1977年 | 「ジオラマ」シリーズのうち≪シロクマ≫(1976年)が、ニューヨーク近代美術館にて高い評価を得て、収蔵される。 |
1989年 | 毎日芸術賞を受賞。 |
2000年 | ハッセルブラッド国際写真賞を受賞。 |
2005年 | 大規模な回顧展が、東京都の森美術館で開催された後に、米国3都市を巡回する。 |
2008年 | 建築家の榊田倫之とともに、建築設計事務所「新素材研究所」を設立する。 |
2009年 | 古代から現代に至るまでの演劇、芸能、美術等の普及振興活動を目的とした「小田原文化財団」を設立する。 |
2017年 | 文化功労者に選出される。また、20年に及ぶ構想を経て、能舞台、ギャラリー、茶室等を備えた文化施設「小田原文化財団 江之浦測候所」を設立する。 |