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コタボ『シュノンソーの城』が新入荷!

愛憎渦巻くシェール河の宝石


20世紀フランス画壇を代表する巨匠、アンドレ・コタボ。
このたび、翠波画廊にアンドレ・コタボの貴重な油彩画が入荷いたしました。

是非、この貴重な機会をお見逃しなく!


アンドレ・コタボ(Andre Cottavoz, 1922-2012)
はフランス出身の油彩・版画作家です。


ソフトな中間色の絵具と塗り重ねられた重厚なマチエールが特徴のコタボ、その独自の作風からは内に秘められた制作への情熱が感じられます。

コタボは10代の頃、ゴッホの風景画に出会ったことで彼の画家としての人生が始まりました。
若い頃から絵を描くことに没頭し、第二次世界大戦中も、戦争の混乱に巻き込まれながらも描くことを諦めませんでした。

コタボは、「内面から湧き出るものがないときは、キャンバスを破って何十回でも描き直す」と語っています。


彼のキャンバスに見られる重厚なマチエールは、画家が作品制作の過程で塗り重ねた内面の地層であり、かのゴッホが描いた静物や風景画と通ずるものがあるかもしれません。

今回は、コタボの手がけた作品の中で、特に美しいフランスの風景画をご紹介いたします!

アンドレ・コタボ「シュノンソーの城」
技法:油彩
画寸:12P(46×61cm)

本作品は、フランス・ロワール地方にあるシュノンソー城がモチーフとなっています。シュノンソー城は、16世紀に当時の城主不在時にその夫人がお城の建築の指揮を執ったことを皮切りに、19世紀までに6人の女性が城主に君臨したことで「6人の奥方の城」の異名を持ちます。

なかでも時のフランス王アンリ2世の正妻カトリーヌ・ド・メディシス(1519~1589)の逸話は有名で、王の寵姫であった2人目の城主ディアーヌ・ド・ポワティエ(1499~1566)と三つ巴の愛憎劇を繰り広げました。


シュノンソー城は複数の建物と庭園で構築されていますが、本作で描かれているのはシェール川に掛かる橋上宮殿と呼ばれるギャラリーです。柔らかな色彩でまとまりつつも、その絵の具の層には、女性たちが紡いできた古城の歴史が刻み込まれています。


また、本作品は風景を引き立つように横長の作りになっております。絵の迫力も相まって、空間の印象に大きな変化をもたらしてくれます。リビングやダイニングなど、大切な人たちと集う空間に彩りを加えてくれる逸品です。


生活空間にときめきを加えたいときは、ぜひ翠波画廊でコタボ『シュノンソーの城』をご覧ください。


今回ご案内の作品は、現在翠波画廊東京店にてご覧いただけます。
他のコタボ作品については、こちらからご覧くださいませ。


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