代表紹介
高橋芳郎
講演歴・TV出演歴 | |
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2017年 | BS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」出演 |
2019年 | KIT虎ノ門大学院主催セミナー「フェイク・アートは美術品か?」登壇、大手都市銀行など多数企業セミナー登壇 |
2020年 | NHK BSプレミアム「ダークサイドミステリー」出演 |
2021年 | TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」出演 |
2022年 | 戸田建設主催 芸術文化講座登壇 |
2019年より | りそなアカデミー セミナー登壇 |
雑誌・WEB掲載 |
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・時空旅人 別冊「大人が観たい印象派」(2019年9月22日発行) インタビュー掲載 |
・時空旅人 別冊「BANKSY〜覆面アーティストの謎〜」(2020年10月1日発行) インタビュー掲載 |
・幻冬舎 GOLD ONLIN |
・創業手帳起業家 インタビュー |
・男の隠れ家デジタル インタビュー |
美術大学を卒業後、念願の美術商に
私は、四国の愛媛県に生まれました。子供の頃からモノ作りが好きだったので多摩美術大学の彫刻科に進学しました。
地元で事業をしていた父は、いずれ自分の会社を継がせたいという想いを持っていたので進学については意見することもなく私の意思を尊重してくれました。
大学生活も終わりに近づいてくるなかで、卒業後の進路を決めなければいけない時期がきました。本来、美術大学というのはアーティストになりたくて入学する人が多いのですが、私は卒業してアーティストを目指す自分をイメージできませんでした。
かといって父の仕事を継ぐことも、アートと関連のない職業につくというのも考えることができません。いろんな仕事をイメージし探していく中で画商という仕事に興味を持つようになりました。
就職活動を経て、私が入社した会社はフランスの近代、現代の画家の作品を、百貨店を通して販売する会社でした。私は、そこでいくつかの百貨店を担当させられました。
仕事をしていく中でいろいろなお客様との出会いがありました。
絵を買われるお客様は基本的に富裕層の方です。若い頃に就いた初めての仕事が、富裕層のお客様をお相手する仕事だったことは今思い返しても幸運でした。
会社経営者やお医者様とのお付き合いからは学ぶべきことが非常に多く、その後の自分の成長にとても役に立ちました。
本の紹介
西洋アートのビジネス史
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
アートの「経済的側面」がクローズアップされることが多い近年ですが、アートには「経済的価値」よりも前に、人々を感動させる「審美的価値」があり、人々の間でそれを美として共有する「社会的価値」があるのです。本書ではアート作品の歴史や成り立ちを振り返り、そこからビジネスや実生活で役立つアート思考とは何かを、画商の視点から読み解きました。
「値段」で読み解く 魅惑のフランス近代絵画
出版社:幻冬舎
美術商として過去30年、2万点を超える絵画を販売してきました。多くの画家やその作品を取り扱っていく中で、いかに人気のある画家であっても作品への評価は時代によって異なります。そこで本書では「値段」を切り口にした絵画の見方、絵画に値段の付く仕組みや、市場で評価される絵画の共通点、フランス絵画の魅力など絵画をより深く鑑賞できるよう解りやすく解説しました。
アートに学ぶ6つの「ビジネス法則」
出版社:サンライズパブリッシング
これからのビジネスにはアートシンキングが必要不可欠ということでビジネスにアート思考を取り入れるための本が多数出版されています。私は画商として「アート×ビジネス」を地で行くように生きてきました。たしかに今のビジネス環境を突破する鍵がアートにはあります。私自身のビジネス経験からアートの特質をビジネスに活かしてきた基本的な考え方と応用方法をまとめてみました。