ゴンゴラの詩:エスピノーサ夫人
技法 | 銅版画 |
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制作年 | 1948年 |
限定部数 | 275部 |
絵サイズ | 38x28.5cmx2 |
価格 | お問い合わせください |
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作品について
ゴンゴラの詩:エスピノーサ夫人
「ゴンゴラの詩」
ポスト・モダンの父といわれる16世紀スペインの詩人ルイス・デ・ゴンゴラのソネット20篇を、ピカソがすべて自身の手写で収録、挿絵を加えた作品。1948年にパリで275部の豪華限定版として刊行されました。
各ソネットの前には女性の頭部が合計19点、1番目のソネットにはゴンゴラの肖像画が(1622年に若きヴェラスケスが描いたものを元に)描かれています。
ピカソによるソネットの手写は、内容によって字体や筆圧まで変わっており、各ソネットに対する理解の深さが感じられる作品です。20篇のソネットは制作年もジャンルもばらばらですが、ゴンゴラの詩を読み、そこに添えられた挿絵をみていくと、全体の流れは一人の人間の生涯に近いといえます。『ゴンゴラ』は、人間ピカソの心の記録であり、魂の表現であったと言える作品です。
ピカソの制作意欲は旺盛で生前に残した作品は版画だけでも10万点、その他油彩、水彩、セラミック(陶器)、彫刻などで5万点近くと言われています。
ピカソの作品を創業以来1000作以上販売実績のある翠波画廊では、ピカソの生前に作られた版画(オリジナル版画)と限定制作されたセラミック(陶器)を中心にご紹介しております。挿画本は完本の状態で入荷していますのでご安心ください。
作品は、レゾネに掲載されているオリジナル版画、セラミックを扱っております |
1904~1972年の版画三巻とセラミック一巻に 作品を網羅したブロック編纂のカタログレゾネ |
ブロック編纂のカタログレゾネ 第1巻に掲載(ゴンゴラの詩:エスピノーサ夫人) |
1914~1974年の挿画本作品を網羅した クラメール編纂のカタログレゾネ |