資産としてお勧めの絵をご紹介
将来的な資産として、絵画作品のご購入をご検討されている方へ、作品をご紹介致します。
購入した絵画は、経費として一括償却できますし、絵画はその後も長く楽しんでいただけます。
また、会社やクリニックでお求めの場合は、品格のある絵画を飾ることで、イメージも上がり、今後の発展にもつながります。
フランス近代巨匠
ピカソ「女性の肖像」
1971年 ペン・墨・紙 15.9×21.2cm
クロード・ピカソ鑑定書付
作品詳細は
20世紀最大の巨匠、パブロ・ピカソ。
ピカソは旺盛な探求心から、作風を目まぐるしく変化させ、油彩のみならず、版画、彫刻、陶器など様々な表現手段を用いて、生涯に10万点以上の作品を制作しました。その制作に対する情熱は晩年まで衰えることなく、ミュージアムピースとなるような作品を数多く残しています。
2015年5月11日にはオークションで、ピカソの油彩「アルジェの女たち(バージョン0)」が競売にかけられ、約1億7900万ドル(約215億円)で落札され、当時のオークション史上最高価格を記録しました。(現在でも歴代2位の記録です。)
このように世界的に価値あるピカソの肉筆画は、資産としてのご購入もお勧めできます。
また、ピカソの作品を飾るということは、空間の品格を上げてくれることでしょう。訪れたお客様にとっても、心に留まる作品となります。
ピカソについて 詳しくはこちら>>
藤田嗣治「裁縫道具のある静物」
1929年 油彩 16.3x22cm
東京美術倶楽部鑑定書付
作品詳細は
20世紀初頭にパリへ渡り、エコール・ド・パリを代表する画家として活躍し、世界的に認められた画家、藤田嗣治。
なめらかな下地の上に繊細な線と薄塗りで描いた作品が、「グラン・フォン・ブラン(素晴らしき乳白色)」と絶賛され、ゆるぎない地位を確立しました。
日本、フランスのみならず、世界中の美術館に収蔵され、高い評価と人気を誇っています。
藤田の作品は、海外のオークションで今なお高値が続いており、特に近年では価格が急上昇した例がいくつか見られます。
2016年4月3日の香港のオークションで、「猫とヌード」100号作品が日本円で約5億7千万円で落札され話題となりました。
これは実は2014年の3月にロンドンで開催されたオークションで、日本円で約2億5千6百万円で落札されていたものでした。2年で約2倍の価格上昇となったものです。
このように世界的に価格(価値)ある藤田嗣治の油彩や水彩、素描など肉筆画は、資産としてのご購入もお勧めできます。美術館に飾られるような作品を手にすることの喜びをお楽しみいただけます。
藤田嗣治について 詳しくはこちら>>
ユトリロ「プロバンの病院
(セーヌ・エ・マルヌ県)、
グラン・オテル・デュー、サンティボー通り」
1919年頃 油彩12号(46×60.4㎝)
ユトリロ協会鑑定書付
作品詳細は
モンマルトルで生まれ育ち、モンマルトルで生涯を終えた生粋のパリジャン、ユトリロ。
エコール・ド・パリの画家たちの中でも、最も早く、すでに大正末期には日本に紹介されました。
画家の孤独な心情を写し取ったような、独特の哀愁感漂うパリの作品が高く評価され、若くして画家としての成功を収めました。中でも、寂しさと息苦しさがにじんだ「白の時代」(1910年~14年)の作品は非常に高く評価されました。
パリの街を詩情豊かに描くユトリロの作品は、独特の哀愁が漂い、見る人の感情を揺さぶります。
近代フランスを代表する画家として、世界的に根強い人気を誇り、今なお多くの人に愛されています。
1990年には、「モンマルトルのトゥレルのカフェ」(1911年)がパリのオークションで730万フラン(約2億円)で落札され、ユトリロのオークションレコードとなりました。(2019年時点)
現在では、世界の著名な美術館はもちろん、国内でも大原美術館やポーラ美術館などに作品が収蔵されています。
このように世界的に価値あるユトリロの肉筆画は、資産としてのご購入もお勧めできます。
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ローランサン「若い女性」
油彩 6号(41x33cm)
作品詳細は
エコール・ド・パリの女流画家、マリー・ローランサン。
戦争や恐慌が続く暗い時代に、優雅でやさしい色彩と、やわらかなタッチで夢あふれる女性像を描き、あのココ・シャネルからも肖像画を依頼されるなど、当時はローランサンに肖像画を描いてもらうのが社会的なステータスとして流行するほどに、一躍パリで独自の地位を築きました。
あどけない少女から、エレガントな女性まで、その時々の女性たちの表情を女性ならではの視点で捉えた作品は、観る人に華やぎと希望をもたらし、多くの人を魅了しています。
日本での人気・知名度共に非常に高く、1983年には世界でも唯一のローランサン専門の美術館が長野県に開館するなど、人気を博しました。
魅力的な女性像を描いたローランサンの作品は、パリのオランジュリー美術館や、ポンピドゥーセンターをはじめ、世界の美術館に収蔵され、今なお、世界中で愛され続けています。
世界的に高い評価を得ているローランサンの肉筆画は、大切なご家族に受け継がれる資産としてもおすすめです。
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ビュッフェ「オレンジの胡蝶蘭」
1968年 油彩 15号(65x50cm)
作品詳細は
早熟の天才画家、ベルナール・ビュッフェ。
鋭利な描線、モノトーンに近い色彩を特徴とする独自の具象絵画でフランス画壇に衝撃を与えたビュッフェは美術史上に新たな流れを生みました。
作品は、日本のみならず世界中の美術館に所蔵され、2016年から17年にかけてパリ市立近代美術館やモンマルトル美術館にて大規模な回顧展が開催されるなど、今なお世界的な人気を誇り、美術的な再評価の波も高まっています。
油彩を始めとするビュッフェの肉筆画は、ヨーロッパや日本のみならず、アメリカやアジアでも今なお人気を博しています。
2016年のクリスティーズでは、2mを超える油彩「道化の楽師、サックス奏者(LES CLOWNS MUSICIENS, LE SAXOPHONISTE)」(1991年)が手数料込み102 万ポンドで落札されました。当時の為替レートで、1億5685万円になります。この価格は、ユトリロやローランサンといった、エコール・ド・パリの画家にも引けを取りません。
このように、世界的に評価の高いビュッフェの肉筆画は、将来的な資産としてもおすすめです。
ビュッフェについて 詳しくはこちら>>
現代アート
アメリカのポップアートの王様、アンディ・ウォーホル。
ピカソやデュシャンなどと同様、美術の定義そのものを変えたアーティストの1人です。
「ウォーホルを知らなくても作品は見たことがある」という方も多いのではないでしょうか?
特別な美を描くと考えられてきた美術に反対するかのように大衆的なものを描き、一躍ポップアーティストとして時代の寵児となったウォーホルの作品は、大衆文化の美を発見することとなりました。
死後もその名声は衰えることはなく、人気の高さを誇るウォーホル。
「誰でも15分間は有名になれる」というウォーホルの言葉は、SNS全盛時代の現在、ますますその重みを増しています。
2020年のアート・オークション市場を見ても、戦後アートのジャンルでの売上ランキングで、ウォーホルは第3位となっており、依然としてランキングの常連です。
ウォーホルについて 詳しくはこちら>>
ストリートアートの先駆者となった伝説の画家、キース・へリング。
NYの地下鉄の広告版に描くサブウェイドローイングで一躍注目を集め、1980年から1986年の間には多くの展覧会が開かれるなど世界的に評価されました。
31歳という若さで逝去した後も、力強く単純な描線と明快でカラフルな色で描かれる、その軽快で楽しい作風が愛され続けています。
2020年から2021年にかけてのアート・オークション市場を見ても、1945年以降生まれの現代アート作家のオークション売上高ランキングでは、第9位となっており、依然として高い人気を誇っています。
キース・へリングについて 詳しくはこちら>>
パリ最古の橋「ポン・ヌフ」や、シドニーの「オペラハウス」など、都市のランドマークとなる大きな建造物や風景を布で包んだ作品で知られる、クリスト。
妻のジャンヌ・クロード(1962~2009年)ととの共同制作で、様々なアートプロジェクトを手がけました。
見慣れた風景を変化させるという、誰にも真似できない独自のコンセプトを持って行われる、視覚的インパクトの大きいプロジェクト。2020年にクリストが亡くなるまで、世界中で注目を集めました。
長い期間をかけて準備されるプロジェクトですが、実際のプロジェクトが見られる期間はわずか2週間程度。
クリストがプロジェクト構想段階で制作しているコラージュや版画作品は、そのエッセンスを長くお楽しみいただける作品となっております。
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覆面のストリートアーティストとして世界で活動し、いまだ素性はベールに包まれているバンクシー。
2018年10月5日のオークションでバンクシー作品『風船と少女』が1億5000万円で落札されるや否や、突然シュレッダーが作動しはじめ、騒然とする会場を尻目に作品の下半分が細断された「シュレッダー事件」は世界中をくぎ付けにしました。
2021年10月には、2018年の「シュレッダー事件」で細断された作品が再びオークションに出品され、バンクシー作品歴代最高価格の約29億円(手数料込)で落札され、大きな話題に。
その後も世界的社会問題に向けられたアートによる抗議活動は、世界中の人々の共感をともない、人気、認知度共に上昇しており、いまや世界で最も注目されているアーティストと言えます。
強いメッセージ性を持つバンクシーの作品は、人によりさまざまな見方ができるため、対話が生まれ、見た人に考えさせ、行動を起こさせる力があります。
日本でもその人気は年々高くなり、各地で開催されたバンクシーの展覧会ではチケットが完売するなど、幅広い層にファンが広がっています。
美術史に新たな潮流を巻き起こす目が離せない存在として、今後の動向にますます期待が高まります。
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