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<コラム>家族の絵は、残された者にどのような思い出をつくるのか

家族の絵は、残された者にどのような思い出をつくるのか

 

『黄金のアデーレ 名画の帰還』は実話を基にした映画です。

タイトルにある「黄金のアデーレ」とは、

ロートレックやシニャックと同世代のオーストリアの画家、

グスタフ・クリムトの代表作です。

正式名称は「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ」といい、

実在の人物であるアデーレ夫人の肖像画です。

しかし、1907年に描かれて、本人に送られたこの肖像画は、

1938年にオーストリアを合併したドイツのナチス政権に没収されてしまいました。

戦後、絵の相続人となったアデーレの姪のマリアは、

伯母の肖像画を取り戻すための長い戦いを始めます。

 

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<コラム:バックナンバー>

■2017年9月5日配信:思い出はどうやって残していますか?

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■2017年8月16日配信:作品を売らないし、署名もしない、謎の覆面アーティスト

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■2017年8月9日配信:物憂げな女性の美しさって気になりませんか?

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■2017年8月1日配信:ピカソはアフリカ美術から何を得たのか

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■2017年7月25日配信:マリー・ローランサン美術館の復活

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■2017年7月18日配信:画家の人生は映画の題材にうってつけか?

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■2017年7月11日配信:画家のキャリアは何歳がピークなのか?

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■2017年7月4日配信:藤田嗣治の絵が値上がりしている?

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