日本画家・洋画家、画家、美術家・・・・・・。肩書きの違いは何?
テレビや雑誌で画家が紹介されるとき、日本画家、洋画家、版画家、イラストレーターなどと肩書きがついていますね。もちろんこれは日本画、洋画、版画、イラストといった制作する美術作品のジャンルごとに分けられています。なかには単に「画家」と称する人もいらっしゃいます。
あれは自分の作品をジャンルで判断して欲しくないという気持ちの表れで、2つのタイプがあります。
1つはジャンルの固定されたイメージから自由になりたい場合です。
例えば現代的な抽象表現をしていても、使っている材料が岩絵具や墨だと日本画と呼ばれます。一般には日本画というと花鳥画などの伝統的な絵画のイメージが強いので、そう思われるのを避けるために、作品の説明に日本画と表記せず、自分のことも日本画家と言わなかったりするのです。
もう1つは画材が多ジャンルにまたがる場合です。
日本画材だけでなく、アクリル絵具や油彩、鉛筆やペン、インク、さらに版画の技法などのいくつかを作品に取り込む場合、どのジャンルと呼べないので作品は単に絵とかペインティングと呼び、自分も画家と呼びます。「美術家」はさらに範囲が広い場合です。
現代アートでは、絵だけでなく写真や映像、立体作品やインスタレーションも1人で制作することもあるので、その場合は画家の範囲も超えて「美術家」と自称することがあります。
古くは彫刻や陶芸でも傑作を残したピカソ、現代では草間彌生さんや蜷川実花さんが美術家の代表といえるでしょう。
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