絵画の飾り方
「絵画は壁に飾られるために描かれる。違うかね?」
19世紀終わりに絵画革命を起こした印象派のルノワールの言葉です。どのような絵も、ルノワールが言うように、部屋に飾って初めて意味を持ちまた生きてきます。
一枚の絵を飾るだけで部屋が明るく華やぎのある空間になる事があれば、また反対に落ち着いた上品な空間にもなります。
ぜひ、絵を飾って部屋の模様替えをしてみてください。
日本の場合、絵を飾るような広い壁がない、という住宅事情から絵を飾りにくいと考えられている方がいらっしゃるかもしれません。ですが、そんなに広い壁がなくても、ちょっとしたスペースに絵を1点飾る事で、見違えるように生き生きとした空間に生まれ変わります。
昔から日本の家には床の間があり、その時の時節に合った絵を飾り季節感を楽しんでいました。今の家は冷暖房が完備されていて、室内にいると季節感を感じにくくなっています。
季節に合った絵を飾って季節感を楽しんでみてはいかがでしょうか。
絵を飾る高さ
絵を飾る場合の高さについてお客様からよくご質問を受けます。
もともとの日本家屋では壁が少なく、書や写真を欄間に飾っていたため、またそれを記憶しているせいか一般的に高めに飾る傾向があるように思います。しかし、絵を飾る場合の高さに決まりはありません。邪魔にならず、見やすい位置に飾ってください。
何もない壁に飾る場合は、人が立ったときの目線の位置に絵のセンターにくるようにかけると、絵が見やすくなります。
飾る場所と絵の大きさ
飾る壁の広さが同じでも版画は大きめのサイズを、油彩は少しまわりにゆとりを持たせて飾る事をお勧めします。
版画や水彩画などの紙作品の場合
画面の凹凸も少なく、シンプルな厚みのない額を付けるのが一般的です。ですので、壁いっぱいに飾ってもそれほど窮屈な感じはしません。
むしろその特性を生かして少し大きめのサイズを飾ってみましょう。
油彩の場合
絵自体の質感がしっかりしており、それに合わせた額の幅、厚みがしっかりとした重厚な額が付いています。そのため、まわりにゆったりとした空間を取ってやらないと、窮屈な感じがして絵が映えません。周りに余白を取って、壁にワンポイントといった感じで飾ってみてください。
お部屋を広く見せる絵
寒色(青色系)の色は後退色と呼ばれ、遠くに後退して見えます。何もない壁がありましたら寒色系の絵を飾ってみてください。特に寒色系の風景画を飾ると窓ができたかのような開放感が得られ広がりのある空間が生まれます。
空間を華やかに演出する絵
空間を華やかに演出したい場合は少し派手すぎるくらいの暖色系の作品を飾ってみてください。暖色(赤、黄、オレンジなど)の色は進出色と呼ばれ、こちらに迫ってくるように見え存在感を主張します。たった1枚の絵を飾ることで華やぎのある楽しい空間が生まれます。
玄関にふさわしい絵
お客様を最初にお迎えする場所ですので絵を通して話が弾むような誰もが知っている有名画家や話題になりそうな楽しい絵を飾ってみてはいかがでしょうか。
最初にお客様をお迎えする場所に飾ってある絵は意外に印象に残るものです。お客様にさり気なくセンスを見せましょう。
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