1.将来的な資産として

油彩を始めとするビュッフェの肉筆画は、ヨーロッパや日本のみならず、アメリカやアジアでも今なお人気を博しています。 例えば、2016年のクリスティーズでは、2ｍを超える油彩「LES CLOWNS MUSICIENS, LE SAXOPHONISTE（1991年）」が手数料込み102 万ポンド（当時の為替レートで1億5685万円）で落札されました。この価格は、ユトリロやローランサンといった、エコール・ド・パリの画家にも引けを取りません。海外のオークションで高値で売買されるビュッフェの肉筆画は、将来的な資産としてもおすすめです。

2.お部屋に飾りやすい版画も人気

ビュッフェ後半の作品には、色彩鮮やかな風景や花の作品がたくさんあり、お部屋に華やぎをもたらしてくれます。さらに、ビュッフェらしい直線的な描写で描かれる花や風景の作品は、現代的なお部屋と相性も良く、おしゃれでアーティスティックな雰囲気にしてくれるでしょう。ビュッフェ作品が初めての方、絵の購入したことがないお客様にも、お勧めのリトグラフや銅版画をご提案いたします。

3.再評価の流れ

2016年から17年にかけてパリ市立近代美術館やモンマルトル美術館にて大規模な回顧展が開催されるなど、美術的な再評価の波も高まっているビュッフェ。 没後20年の本年も、様々なギャラリーでビュッフェ展が企画され、盛り上がりを見せています。